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ギンギラ太陽'sは建物や乗り物を擬人化し、
かぶりモノを被ってその登場人物を表現するのが特色の劇団です。
この作品も例にもれず、飛行機たちや空港たちが織りなすヒューマンドラマ?です。
1998年、スカイマークエアラインズがたった一機の飛行機で
長い間閉ざされていた航空業界に殴りこみをかけた年を舞台に、
大手三社と新規参入のスカイマークとの戦いや、
消えていこうとする最後の国産飛行機YS-11型機の姿を描きます。
また、地元の歴史を取材した脚本も、この劇団の特色のひとつですが、
この作品でも、雁ノ巣飛行場、太刀洗飛行場という戦時中に活躍していた空港たちの過去と現在も描かれます。
地元に根ざした「笑って泣けるエンターテインメント」劇団として
福岡の演劇シーンを盛り上げてきたギンギラ太陽'sの代表作とも言える作品です。 |
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