INTRODUCTION -イントロダクション-

一部の演劇人の間で圧倒的な人気を誇るファンクバンド、「面影ラッキホール」。
「好きな男の名前腕にコンパスの針でかいた」
「あんなに反対してたお義父さんにビールつがれて」
「俺のせいで甲子園に行けなかった」
といった曲タイトルからも汲み取れるように、独特な歌詞とレトロなメロディラインが醸し出す
世界は衝撃的で、一度聴いたら忘れられない音楽です。

この世界の魅力に取り付かれた演劇界の鬼才・河原雅彦が、
満を持して「面影ラッキーホール」の世界を渋谷のど真ん中、パルコ劇場の舞台で描きます。
タッグを組むのは、同じく「面影」に囚われた気鋭の作家・福原充則。

これでもかというような悲惨な目に会おうとも、力強く、ふてぶてしく、そのあまりのたくましさに
思わず笑ってしまうほどの登場人物たちを「面影ラッキーホール」の音楽に塗れながら演じるのは
演劇界屈指の実力派の俳優たち。見事なまでに「面影」の世界を体現します。
絶望を繰り返し、そこから立ち直ることにとりつかれた、
そんな人間たちの切なくて哀しくて可笑しな物語をご堪能下さい!

MUSIC -音楽-

ONLY LOVE HURTS(面影ラッキーホール)とは・・・

日本のファンク・バンド。
1992年にボーカル/作詞のaCKyとベース/作編曲のsinner-yangを中心に結成。
1曲1曲が物語となるストーリーテリングの巧みさ、目を背けたくなるほどリアルな題材、
歌謡曲の遺産を受け継ぐキッチュなメロディラインと高度な演奏技術は、
一部ではカルト的な人気を持つ。
吉本隆明に「この人は上手すぎる程の物語詞の作り手だ」と評され、
文学界・演劇界からも高評価を受けている。

オフィシャルHP ⇒ http://o-l-h.jp/top/
P-VINE・OLHアーティストページ ⇒ http://p-vine.jp/artists/omokage-lucky-hole

  • P-VINE・OLH
  • 2015.01.14 OUT 『グレイテスト・ヒッツ!!〜Updated 面影ラッキーホール〜』

♪使用楽曲♪ 「俺のせいで甲子園に行けなかった」「好きな男の名前 腕にコンパスの針でかいた」「あんなに反対してたお義父さんにビールをつがれて」「ひとり暮らしのホステスが初めて新聞とった」「おらんだ花嫁」「ゴムまり」「必ずおなじところで」「セカンドのラブ」「おみそしるあっためてのみなね」「パチンコやってる間に産まれて間もない娘を車の中で死なせた・・・夏」「あたしだけにかけて」 ほか数曲予定

CAST & STAFF -キャスト&スタッフ-

脚本:福原充則演出:河原雅彦音楽:Only Love Hurts(面影ラッキーホール)出演:古田新太 小泉今日子高畑充希 三宅弘城 高田聖子 山中 崇政岡泰志 駒木根隆介 三浦俊輔 高山のえみ田口トモロヲ

音楽監督:和田俊輔 振付:振付稼業air:man 美術:石原 敬 照明:高見和義
音響:大木祐介 衣裳:髙木阿友子 ヘアメイク:西川直子 演出助手:松倉良子 舞台監督:幸光順平・斎藤英明
宣伝:吉田プロモーション 宣伝美術:榎本太郎 宣伝写真:森崎恵美子 宣伝ヘアメイク:西岡達也
製作:山崎浩一 プロデューサー:祖父江友秀 制作:藤井綾子 高橋 麗 山家かおり 市瀬玉子
企画制作:(株)パルコ (株)ハイレグタワー (株)ミーアンドハーコーポレーション 製作:(株)パルコ

CAST & STAFF -キャスト&スタッフ-

演出:河原雅彦(かわはら まさひこ)

マルチライブ集団「HIGHLEG JESUS」の構成・演出・総代を務める。解散後は、舞台演出・出演・映画・ドラマ脚本、雑誌連載など多方面にわたって活躍。‘05年に旗揚げした演劇ユニット「真心一座 身も心も」の座付き演出家も務める。‘06年に『父帰る/屋上の狂人』で第14回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。近作には、世田谷パブリックシアタープロデュース『醜男』(‘10/演出)、『時計じかけのオレンジ』(‘11/上演台本・演出)、真心一座身も心も『流れ姉妹たつことかつこ最終章~エンド・オブ・バイオレンス』(‘11/演出・出演)、シス・カンパニー『その妹』(‘11/演出)など。パルコプロデュースでは、『ヴァンプ・ショウ』(‘01)、『人間風車』(‘03)、『開放弦』(’06)、『魔法の万年筆』(‘07)などに出演、演出作品は『鈍獣』(‘04)、『斎藤幸子』(‘09)、『印獣』(‘09)、『ぼっちゃま』(‘11)、『テキサス』(‘12)。

脚本:福原充則(ふくはら みつのり)

2002年、ピチチ5(クインテット)旗揚げ、主宰と脚本・演出を務める。また「産卵シーズン」、「ニッポンの河川」なるユニットを立ち上げ、3劇団をかけもちする節操のない活動を開始。生活感あふれる日常的な光景が、飛躍を重ねて宇宙規模のラストまで結実するような物語作りに定評があり、雑誌SUTDIO VOICE、06年6月号の演劇特集にて「00年代を牽引する重要作家五人」のうちの1人に選ばれる。脚本ではエイベックスプロデュースによるAAA、misono出演のミュージカルや、南野陽子主演によるダンダンブエノを担当。演出では徳井義実(チュートリアル)の初戯曲『呪い』、コントユニット親族代表公演にてケラリーノ・サンドロヴィッチや小林賢太郎(ラーメンズ)の脚本、また水野美紀、設楽統(バナナマン)、玉置孝匡出演によるプロペラ犬公演を手掛ける。09年2月には宮崎あおい主演による『その夜明け、嘘。』の脚本、演出を担当し、20数役をわずか3人で演じわける独創的なスタイルで注目を浴びる。代表作に大槻ケンヂ作詞の楽曲を元に作・演出をした『サボテンとバントライン』(要潤主演)、CBC『占い師 天尽(主演・片桐仁)』、NHK『福家警部補の挨拶(主演・永作博美)』、MBS/TBS『三代目明智小五郎(主演・田辺誠一)』でテレビドラマ脚本を、J-WAVE「シアター MAZMOTO」でラジオドラマ脚本、『琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ(主演:山田親太朗/ISSA)』で映画脚本を執筆。2006年度若手演出家コンクール観客賞受賞。

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