“大王“後藤ひろひとの新作はブルース・リー!?

2005年、『Shuffle』で作家としてだけでなく演出家としても、パルコ劇場にデヴューした”大王”こと後藤ひろひと。
Shuffle』では、予想にたがわず大王テイスト炸裂のコメディで劇場中を爆笑の渦に巻き込みました。
しかし後藤ひろひとの持ち味は、コメディだけではありません。
過去の作品『人間風車』では恐怖を、『ダブリンの鐘つきカビ人間』ではダークファンタジーの世界を、『MIDSUMMER CAROL』では感動の世界を描いてきました。
どの作品にも垣間見える大王独特の辛いユーモアが効いた独特の世界観は他の追随を許しません。
その大王が、次回に描く題材は・・・これまたなんと!ブルース・リー!
その世代を過ごしてきた人は、一度はその強さとヒーローぶりに心酔したはずのブルース・リー。
今でも尚、伝説として輝かしいオーラを放っている彼に憧れた男たちの過去と現在を描きながら、
夢を持って生きていくことの素晴らしさを謳い上げていきます。

本作で舞台初出演にして初主演!
ネプチューン堀内健がブルース・リーに!?

本作では、これまで数々のバラエティ番組やドラマ、お笑いライヴなど多方面で多彩な表情を見せてきた
お笑い芸人トリオ・ネプチューンのメンバーとして絶大な人気を誇る、ホリケンこと堀内健が舞台初出演に
して初主演を務めることになりました。
普段はコント作家としての顔も持ち、ネプチューンの台本は全て自身で創っている堀内健が、自分の作品以外で
後藤ひろひとの作・演出作に出演することでどのような表情を魅せるのか注目が集まります。
“ブルース・リー”に憧れる男たちをホリケンと共に演じるのは、アクの強さではこの人の右に出る者はいないと
言っても過言ではない池田成志、そして竹下宏太郎伊藤正之。更に、そんな4人に巻き込まれていく
瀬川亮、風変わりな叔父さん役に板尾創路、その甥にD-BOYSの熊井幸平、物語では紅一点となる
登場人物たちの“憧れの女性”に京野ことみ、そしてもちろん後藤ひろひとの豪華で楽しいキャストが
結集しました。

これらのキャストが舞台上でどのような化学反応をおこすのか!?
“大王”後藤ひろひとによる、かつて描いた夢を忘れてしまった大人たちのための童話、
笑いと感動の青春グラフィティにどうぞご期待下さい。