このドラマシリーズを基に全く新しい舞台を作ろうと、TVドラマのプロデューサーと、このシリーズで演出も手がけた宮田慶子とともに、企画したのが今回の作品なのです。 ワンシチュエーションで30分の男女2人芝居、3話オムニバス形式、今後の活躍が期待される若手作家の書き下ろし、異性を意識した感情の絡んだストーリー。 このシンプルで大きな柱をもとに、舞台企画が立ち上がりました。そして- パルコ劇場が今後一緒に作品を創っていきたいと考える3人の若手作家に書き下ろしを依頼、いよいよ実現化への道へ進み始めたのです。 やがて出来上がってきた脚本は、男女の一瞬のすれ違いに見せる様々な表情・・・情熱、純情、苛立ち・・・があいまったストーリーで、それぞれ男女の繊細な心の触れ合いを切り取りながらもユーモアの溢れたドラマとなっていました。 そして、その様々な表情を魅せる3本の『女と男』のドラマを、宮田慶子が連続上演という形で演出します。 宮田慶子の演出により舞台上で匂い立つ情感。それぞれの情景の中、女と男がすれ違いながらも互いを想い合って生まれる様々な気持ち・・・。 3本のオムニバス・ドラマを見終わった時、何時どこでも変わらない、もどかしくもちょっと切なく、そしてどこか微笑ましい男と女の恋愛模様が浮かび上がってきます。 3人の新進気鋭の作家が競う3本の一筋縄ではいかないラヴ・ストーリー! 30分に濃縮されたドラマにどうぞご期待下さい。 |