2006年11月、サタケミキオ、蓬莱竜太、三島ゆきという映像、舞台で今まさに活躍中の新進気鋭の作家3人に書き下ろしをお願いした『LOVE30』、30分という限られた時間の中で、男女の心の微妙な機微を描ききり大変好評をいただきました。
3人のフレッシュな感性で綴られた現代に生きる男女の軽妙なやり取りを、宮田慶子が時に大胆にまた時に丁寧に演出し、3組の男女の心模様が見事に浮かび上がる舞台となったのです。
そして、2007年、作家も新たに『2007 LOVE30 vol.2』を上演することになりました。 今回は、舞台の世界ではすでに実力が知られていますが、これからは舞台だけでなく映像の世界でも活躍するであろう3人の作家に脚本をお願いしました。

その3人が、演劇ユニット グリング主宰・青木豪、THE SHAMPOO HATの作・演出 赤堀雅秋、ONEOR8の主宰・田村孝裕なのです。
演出は、vol.1と同様、男女の心の機微を丁寧に描き、そのユーモア感覚で作品に暖かい感動を与える演出家・宮田慶子になります。このタッグマッチで、今回は心の弱い部分、ダークな部分が垣間見える少しシニカルな作品群が仕上がりました。