1987年生まれ、静岡県出身。00年に「東宝シンデレラ」グランプリを受賞。03年に初主演映画『ロボコン』(古厩智之監督)で第27回日本アカデミー賞新人俳優賞、04年に『世界の中心で、愛をさけぶ』(行定勲監督)で第28回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・話題賞などを受賞した。さらに06年『涙そうそう』(土井裕幸監督)で第30回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、12年『モテキ』(大根仁監督)で第35回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。『ラスト・フレンズ』(08/CX)、『都市伝説の女』シリーズ(12・13/EX)など、TVドラマでも活躍。15年には出演映画『海街ダイアリー』(是枝裕和監督)、『アイアムアヒーロー』(佐藤信介監督)が公開予定。
中国映画『The crossing』(ジョン・ウー監督)も公開を控える。近年の主な出演作品に《舞台》『クレイジーハニー』(11/パルコ劇場他)、『ライクドロシー』(13/本多劇場他)《映画》『ボクたちの交換日記』(13/内村光良監督)、『潔く柔く』(13/新城毅彦監督)、『WOOD JOB〜神去なぁなぁ日常』(14/矢口史靖監督)《TV》 『女信長』(13/CX)、『都市伝説の女part2』(13/EX)、『SUMMER NUDE』(13/CX)、『若者たち2014』(14/CX)
念願だった三谷さんとの舞台作品。
とても楽しみにしています。
紫式部と清少納言ということで、なんだか一筋縄では物語が進んで行かない様なところが少し怖くもあり楽しみなところでもあります。
斉藤由貴さんは事務所の先輩ですが、共演は今回が初めて。稽古を通して2人の関係性を丁寧に作って行けたらと思います。
三谷さんの作品ですから、
その世界感や会話の中から物語の人々がイキイキと輝けるよう努めていきたいです。
去年の暮れ、三谷さんと歌番組で再会致しました。ザ・芸能界の場違いな気配で変にソワソワしてて、でも「三谷さんとの再会」がすごく嬉しい、ってコトだけは私はハッキリ自覚してました。AKBと一緒に炸裂する三谷さんを見ながら、「特異性」という言葉が浮かびました。長澤まさみちゃんは、一応同じ事務所の後輩です。でも、こと役者稼業で言えば、先輩後輩は1gも意味がないってことを、彼女と一緒に経験する瞬間を味わいたいと考えています。心配なのは、彼女の綺麗な長い足に見とれて台詞をとちったらどうしよう、ということです(本気です)。今回、二人芝居ということなので、台詞は出来ればまさみちゃん70%、サイトー30%くらいだと助かるなーと思っています。それでオイシイとこを貰えたらとても嬉しいです(本気です)。
長澤さんの舞台を観て、この人には舞台女優として秘めた才能があると感じました。それを引き出してみたいと思いました。どうせならハードルは高い方がいい。難易度の高い二人芝居。それも女二人。相手役はめちゃくちゃ芝居の上手いベテラン女優。となると斎藤由貴さんしか思い浮かびませんでした。
内容は、紫式部と清少納言の壮絶なバトル。それにしても、これだけのハードルを、果たして長澤まさみは、飛び越えることが出来るのか?たぶん出来ます。お楽しみに。ちなみに、実は男が出てこない作品を書いたことがない僕にとっても、これはかなりのハードルなんですよ。頑張ります。