「sutra(スートラ)」初来日公演|PARCO STAGE

INTRODUCTION

INTRODUCTION

世界中でソールドアウトを記録する大ヒットエンターテインメント遂に日本上陸!

良質なエンターテインメント作品の製作で知られる英サドラーズ・ウェルズ劇場。中でも、劇場史上最高のヒット作が舞台「sutra」です。
中国少林寺の鍛え抜かれたダンサーたちによる一糸乱れぬ群舞、迫力のアクロバット、そして華麗な舞台演出は、ダンスファンのみならず大人から子供まで幅広い客層を魅了し、各地でソールドアウトを記録。また、欧州で大きな影響力をもつダンス専門誌「バレエ・タンツ」最優秀作品ほか数々の受賞にも輝いています。

本場中国少林寺僧侶19名による迫力のアクロバット&ダンス!!

中国には複数の少林寺が存在しますが、「sutra」に出演するのは、中国政府から仏教の重要拠点として唯一指定を受けた本家少林寺の僧侶たち。紀元495年に河南省にて開かれた歴史を持ち、今日も厳しい仏教の戒律に従って生活し、カンフーを最も重要な修行のひとつに位置づけています。

主演・演出・振付を手掛けるのは、ダンス・演劇界のスーパースター
シディ・ラルビ・シェルカウイ

「ゼロ度 zero degrees」(出演:アクラム・カーン)や、アラン・プラテル、モンテカルロバレエ団などとの共作で知られるシディ・ラルビ・シェルカウイ。日本でも2014年に札幌国際芸術祭および東急シアターオーブで「BABEL」を上演。また、森山未來主演 舞台「テヅカ TeZukA」(2012/Bunkamuraオーチャードホール)、「プルートゥ」(2015/シアターコクーン)の演出を手掛け、日本にも熱狂的なファンを持っています。
今作では、異文化の芸術的融合が評価され、アート、文学などの功労者に送られるヨーロッパ最大の文化勲章カイロス賞を受賞しました。今回の来日公演では特別にシディ・ラルビ・シェルカウイ本人も主演決定!この機会をお見逃しなく!

  • 「sutra(スートラ)」イメーシ
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RIEVIEW

★★★★★

"This unique, profoundly imagined show takes the concept of cultural exchange to a whole new level" THE GUARDIAN
このユニークかつ優れた舞台作品は、文化交流という概念を、全く新たな次元に引き上げてみせた。―英ガーディアン紙

★★★★★

"This new Sadler’s Wells production exceeds even our highest expectations" THE TIMES
サドラーズ・ウェルズの新作「SUTRA」は、我々のどんな期待も、遥かに超える作品である。―英タイムズ紙

★★★★★

"As dazzling as ever. Modern dance has few more extraordinary journeys" DAYLY TELEGRAPH
目もくらむような眩しさ。この偉大な挑戦を超える作品は、現代ダンス界には存在しない。―英デイリー・テレグラフ紙

★★★★

"Mesmerizing and magical" EVENING STANDARD
その魔法に魅了され、心奪われてしまう。―英イーブニング・スタンダード紙

"Impossible to resist... astounding" LE MONDE
興奮をおさえきれない…度肝を抜かれた。―仏ル・モンド紙

CASTandSTAFF

出演:シディ・ラルビ・シェルカウイ、少林寺武僧
演出・振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ
舞台美術:アントニー・ゴームリー
音楽:サイモン・ブルゾスカ
製作:サドラーズ・ウェルズ・ロンドン
主催:株式会社パルコ、株式会社テレビ朝日
後援:TOKYO FM、ブリティッシュ・カウンシル、
   ベルギー王国大使館
   日本‐ベルギー友好150周年記念事業、
   東京中国文化センター
協力:ブラッセルズ株式会社、
   ベルギービールウィークエンド実行委員会
フェスティバル/トーキョー16連携プログラム

PROFILE

Sidi Larbi Cheroukaoui シディ・ラルビ・シェルカウイ

【演出・振付・主演】
Sidi Larbi Cheroukaoui シディ・ラルビ・シェルカウイ

ベルギー、アントワープ生まれ。父親はモロッコからの移民でイスラム文化の下に育つ。アンヌ・テレ サ・ドゥ・ケースマイケルが指導するPARTSで学び、アラン・プラテルのル・バレエ・C・ド・ラ・Bで振付家として作品を発表。異文化への深い造詣と敬愛をベースに、多国籍なキャストやスタッフ、ライブ演奏を用いた創作で知られ、ピナ・バウシュに続くダンスの最前線で活動してきた舞台芸術界のスターとして屈指の人気と実力を誇る。
日本では首藤康之との共演作「アポクリフ(2010)」をはじめ、森山未來主演の舞台「テヅカ(2012)」、「プルートゥ(2015)」の演出・振付も手がけ、大きな成功をおさめた。2014年には札幌国際芸術祭および東急シアターオーブで「BABEL」を上演。30代前半にして日本でも熱狂的な人気を誇るダンサー・演出家の一人。 

<過去の主な受賞歴>
カイロスアワード(イギリス)、トータルシアターアワード(イギリス)、バークレーシアターアワード(イギリス)BITEFフェスティバル特別賞(モナコ)、ニジンスキーアワード Most Promising Choreographerムビメントスアワード(ドイツ)、ヘルプマンアワード(オーストラリア)、バレエ・タンツ誌コリオグラファー・オブ・ザ・イヤー ほか

Antony Gormly アントニー・ゴームリー

【舞台美術】
Antony Gormly アントニー・ゴームリー

イギリスの彫刻家/造形作家。パブリックアート『エンジェル・オブ・ザ・ノース(北の天使)』、リヴァプール近郊の『アナザー・プレイス』といった作品で世界的に知られる。1994年にターナー賞、1999年にサウス・バンク賞ビジュアル・アート部門、2007年にはバーンハード・ヘイリガー賞彫刻部門を、それぞれ受賞している。また、1997年には大英帝国勲章(OBE)を贈られた。さらに王立英国建築家協会、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、同大学ジーザス・カレッジの名誉フェローで、2003年からはロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの会員でもある。大英博物館、バルティック現代美術センターの理事も務める。日本でも直島に作品が常設される他、2012年には屋外展示プロジェクト「TWO TIMES−ふたつの時間」を発表。2013年には高松宮殿下記念世界文化賞受賞するなど、幅広い世代から大きな人気を誇る。

Szymon Brzoska シモン・ブルゾスカ

【音楽】
Szymon Brzoska シモン・ブルゾスカ

作曲家/ピアニスト。1981年ポーランド生まれ。ベルギー・アントワープを拠点に活動。SUTRAをはじめ、舞台芸術作品の音楽を数多く手がける。2008年パリの国立移民博物館のプロジェクト「Interconnexions」にシディ・ラルビ・シェルカウイ、マリア・パヘス、アントニー・ゴームリーらとともに参加。2009年にはニューヨークの「シダー・レーク・コンテンポラリー・バレエ」の作品「Orbo Novo」の音楽を担当。同作は全米各地とヨーロッパで上演された。またシディ・ラルビとスペインの舞踊家マリア・パヘスのデュエット作品「Dunas」の音楽も作曲、その活躍の場を世界に広げている。

少林寺武僧

【出演】
少林寺武僧

紀元495年、インドからやってきた禅宗の僧侶達によって少林寺は現在の中国河南省に開設された。中国国内には数多くの少林寺分派が存在在するが、SUTRAに出演する僧侶たちは1983年中国政府によって仏教の重要拠点として認定を受けた唯一の元祖少林寺に属し、現在も厳しい仏教の戒律に則って修行を行う。

少林寺拳法は約800年の歴史を誇る中国最古の武術で、30世代を超える僧侶達によってその奥義が伝承されてきた。教義によると708の型、552の打撃、72の組手が存在するとされる。元来は異民族による侵略を防ぐ手段として武術修行が取り入れられたが、後に、怖れのない精神状態を創出し、中国古来より伝わる人生の到達点、天上界と人間が一体となるための精神・肉体の鍛錬方法として発達。カンフーと太極拳は最も重要な修行のひとつに位置づけられるようになった。

「sutra」では、演出・振付家シディ・ラルビ・シェルカウイが、実際に中国を訪れ、少林寺に滞在し、武僧達とともに創作に取り組んだ。