【演出・振付・主演】
Sidi Larbi Cheroukaoui シディ・ラルビ・シェルカウイ
ベルギー、アントワープ生まれ。父親はモロッコからの移民でイスラム文化の下に育つ。アンヌ・テレ サ・ドゥ・ケースマイケルが指導するPARTSで学び、アラン・プラテルのル・バレエ・C・ド・ラ・Bで振付家として作品を発表。異文化への深い造詣と敬愛をベースに、多国籍なキャストやスタッフ、ライブ演奏を用いた創作で知られ、ピナ・バウシュに続くダンスの最前線で活動してきた舞台芸術界のスターとして屈指の人気と実力を誇る。
日本では首藤康之との共演作「アポクリフ(2010)」をはじめ、森山未來主演の舞台「テヅカ(2012)」、「プルートゥ(2015)」の演出・振付も手がけ、大きな成功をおさめた。2014年には札幌国際芸術祭および東急シアターオーブで「BABEL」を上演。30代前半にして日本でも熱狂的な人気を誇るダンサー・演出家の一人。
<過去の主な受賞歴>
カイロスアワード(イギリス)、トータルシアターアワード(イギリス)、バークレーシアターアワード(イギリス)BITEFフェスティバル特別賞(モナコ)、ニジンスキーアワード Most Promising Choreographerムビメントスアワード(ドイツ)、ヘルプマンアワード(オーストラリア)、バレエ・タンツ誌コリオグラファー・オブ・ザ・イヤー ほか