★★「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」HISTORY★★ | |
ニューヨークの「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」は、ブロードウェイのミュージカルで活躍する俳優、ジョン・キャメロン・ミッチェルが、台本・主演を努め、作詞・作曲を担当するスティーヴン・トラスクとのコラボレーションで、1994年にクラブ「スクィーズ・ボックス」で原型となったステージを披露したのがそのスタート。1997年オフ・ブロードウェイの劇場「ウェストベス・シアター」に進出するや、たちまちニューヨーカーの話題の的となり、続演のためホテルのボールルームを改装して新しい劇場「ジェーン・ストリート・シアター」が作られた。1998年のバレンタインデーに同劇場で開幕した舞台は2年間のロングヒットとなり、何十回と劇場に通い詰める熱狂的なファンを生み出した。劇中歌「Wig in a Box ウイッグ・イン・ア・ボックス」と「Midnight Radio ミッドナイト・ラジオ」の自らのレーベルからリリースしたいと申し出たマドンナやグラミー賞をすっぽかして観劇したデヴィッド・ボウイの他(その後彼はロス公演に出資した)、グレン・クローズ(2度)やダニー・デヴィート(6度)、ヘザー・グラハム、ルー・リード、ローリー・アンダーソンら多くのセレブリティが客席で目撃されるなど、一大ブームを巻き起こした。 |
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★★「ヘドウィグ」は映画でもCDでもヒット★★ | |
日本では「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」は、まず映画で紹介された。(2002年春に渋谷シネマライズ他で公開)ジョン・キャメロン・ミッチェルが舞台同様、脚本・主演の他、監督も手がけ、本国でも日本でも大ヒット。サンダンス映画祭の最優秀監督賞と最優秀観客賞、ベルリン国際映画祭テディ・ベア賞、ドービル映画祭最優秀新人監督賞、最優秀批評家賞、グランプリ、サンフランシスコ国際映画祭最優秀観客賞、シアトル国際映画祭最優秀主演男優賞ほか数多くの賞を受賞した。 またスティーヴン・トラスク作詞・作曲による「Origin of Love オリジン・オブ・ラブ」などのオリジナル・ソングはグラミー賞の最優秀演劇音楽賞にノミネートされ、サウンドトラック盤は、衰えない人気を誇っている。そしてアメリカではオノ・ヨーコが主宰した「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のトリビュート・アルバム「Wig in a Box ウイッグ・イン・ア・ボックス」が発表された。 ★映画「Hedwig & The Angryinch」公式HP http://www.gaga.ne.jp/hedwig/ |
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