2003年8月パルコ劇場で上演し、喧々囂々の物議をかもした、とんでもない舞台「ウィー・トーマス」(原題:THE LIEUTENANT OF INISHMORE / マーティン・マクドナー作・長塚圭史演出)に引き続き、マーティン・マクドナー×長塚圭史の第二弾作品として、前作を上回る喧々囂々話題沸騰必至の最新作「ピローマン」(原題:THE PILLOWMAN)。前作は、71年生まれのマーティン・マクドナーと75年生まれの長塚圭史というネクスト・ジェネレーションによる新しい感覚の翻訳劇として高い評価を得ました。 今回の作品は、昨年11月から今年4月まで、ロンドンのナショナル・シアターでレパートリー上演され、2003年度ローレンス・オリヴィエ賞新作最優秀賞を受賞、今年9月からのブロードウェイ上演も決定した世界的な注目作。そして前作から予想されるとおり、笑うしかないほどの悪意とおばかさ、不毛とナンセンス、ばちあたりなアナーキーさを満載した、とんでもない問題作です。 |