9歳からバレエを始め、15歳で東京バレエ団に入団。
1990年、若干19歳で『眠れる森の美女』に主演。
92年のロシア公演では『ラ・シルフィード』で輝かしい成功を収めた。
93年の『M』初演では、ベジャールの指名により、聖セバスチャンを演じ、日本人離れした柔軟で表現力に富んだ踊りで一躍人気を集め、新境地を開く。
「ボレロ」、ベジャール振付「くるみ割り人形」、アロンソ振付「カルメン」等、世界的に名だたる振付家の目にとまり、数多くの舞台に出演し“熟練した色気のあるダンサー”“希有なアクター・ダンサー”との賛辞を呈される。
2000年には、演劇「ニジンスキー」(市村正親主演)に若き日のニジンスキーとして出演。演劇ファンをも魅了し、ますます活躍の場を広げた。 02年にはマシュー・ボーンの指名により、AMPの「白鳥の湖」の主役に抜擢。欧州ツアー/リヨン公演では満員の観客からスタンディング・オベーションで迎えられた。 03年「ベジャール・ガラ<ボレロ>」に主演。AMP「白鳥の湖」の日本公演でも主演を果たし、大きな話題を呼んだ。 04年4月の「ベジャール・ガラ」で最後の「ボレロ」を踊り、17年間在籍した東京バレエ団を退団し特別団員となる。 今回、ストレート・プレイ初挑戦である。
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