本日、
PARCO劇場オープニングシリーズのラインナップが発表されました。
2020年3月から2021年の5月上旬まで、錚々たるクリエーターとキャストの皆様をお迎えして、お客様にお楽しみいただける作品を上演してまいります。
そのクリエーターとキャストの皆様からコメントをいただきましたので、こちらでご紹介させていただきます。
◆2020年3月13日(金)~4月20日(月)「ピサロ」
<渡辺謙(出演)コメント>「ピサロ」は俳優を一生の仕事としてやっていく覚悟が決まった舞台でした。俳優として自分が、ここ(旧PARCO劇場)で生まれたんだという実感があるエポックな劇場と戯曲です。今年60歳という人生の節目に、新生PARCO劇場で再びこの戯曲に立ち向かえることを運命だと感じています。もう一度Rebornするためにこの作品があるような気がしています。そして、自分をもう一度更地に戻して、そこから自分の中にあるものを自身に問う旅になる気がします。
◆2020年5月「佐渡島他吉の生涯」
<森新太郎(演出)コメント>いつか佐々木蔵之介さんと喜劇が作りたかった、いつか織田作之助の描く逞しき人間ドラマに挑戦したかったーーその両方が新しいPARCO劇場で叶うこととなりました。森繁久彌さんが紡いできた昭和の傑作に新しい息吹を吹き込めたらと思います。
<佐々木蔵之介(出演)コメント>PARCO劇場オープニングシリーズの作品に参加出来ることを、大変光栄に思います。初めてPARCO劇場の舞台に立ったのは21年前。まだ20代でした。
関西の劇団に在籍していた私にとって、劇場も渋谷の街も新鮮で刺激的でした。以来、沢山の作品とお客様と出逢える機会を頂きました。2020年、あの頃と変わらぬ気持ちで、新しいPARCO劇場の舞台に立ちたいと思います。
― 三谷幸喜 三作品連続公演 2020年6-8月 ―6月~8月は、三谷幸喜さんの作・演出作品を三作品連続で上演いたします。
<三谷幸喜(作・演出)コメント>初めてPARCO劇場に書き下ろしたのは1994年「出口なし!」。それ以来、この劇場は僕にとってのホームグラウンドです。生まれ変わった新生PARCO劇場での第1作目は、オールスターキャストの群像劇。僕の集大成であり、三谷流の「俳優論」にもなっています。
そしてPARCO劇場といえば「ショーガール」。三谷文楽「其礼成心中」もありますからね!
◆2020年6‐8月「大地」<大泉洋(出演)コメント>敬愛する三谷さんの新作で新生PARCO劇場の舞台に立つことになりました。今回のテーマは三谷流俳優論とのこと。
俳優を知り尽くす三谷さんが一体どんな群像劇を描くのか、楽しみでもあり、怖さもありますが、よき舞台になるよう頑張ります。
◆2020年9月「ゲルニカ」
<栗山民也(演出)コメント>なんという、絵だろう。この「ゲルニカ」という一枚の絵から、酷い轟音と無数の人々の声が聞こえる。そこに地獄の光景が重なる。いつも多彩な油絵の具で描かれるピカソのキャンバスが、この絵に限って、青ざめた表情で血の気を失っている。この絵から、新しい記憶の物語が生まれるだろう。これは、あったことなのだ。きっと、永遠の仕事になると思う。
◆2020年10月 ねずみの三銃士 最新作 (タイトル未定)
<ねずみの三銃士コメント>2001年宇宙の旅にときめいていた自分が、2020年にまだ古き良き芝居をやっているとは・・・先はわからないものです。
生瀬勝久
我々落ちつかなくちゃ世代なんでしょうが、やっぱり、落ち着いちゃいられません。カオスを目指します。
池田成志
成志さんに「そろそろ一緒にやらないか」と言われ、生瀬さんに「そろそろ一緒にやらないか」と言われ、めんどくさいので3人でやろうで始まった「ねずみ」。
4回目始まるよ。
古田新太
◆2020年11月 前川知大 作・演出作品
<前川知大(作・演出)コメント>新しいPARCO劇場のオープニングラインナップに並べていただき光栄です。いままでPARCO劇場でやってきた作品の流れからして、自作の中でもスピリチュアルというか、オカルト寄りの作品をもとに、やらせていただこうかと思っています。
◆2020年12月「チョコレートドーナツ」
<宮本亞門(演出)コメント>新たなPARCO劇場のオープニングで、僕の心を震わせた映画「チョコレートドーナツ」(原題 ANY DAY NOW)の世界初の舞台化をさせて頂くことにとても興奮しています。最高のキャストとスタッフと共に、心に染みる音楽劇を作ります。どうぞ、ご期待ください。
◆2021年1月「志の輔らくご in PARCO 2021」
<立川志の輔(出演)コメント>こけら落とし公演に続き、オープニングシリーズのお正月も相努めます。新しい渋谷PARCO。ただ買い物をするだけではなくて、行けば必ず何か驚きを与えてくれる場所であってほしい。そしてそこを通り抜けた先で、新しい劇場の神様が私にどんな落語をつくらせるのか、今からわくわくしています。
◆2021年1月「ラヴ・レターズ」
<藤田俊太郎(演出)コメント>
「LOVE LETTERS」を26年間、469回の公演を重ねた翻訳・演出の青井陽治さんはPARCO劇場をこよなく愛していました。前PARCO劇場のクロージングを「LOVE LETTERS」が務めた際、青井さんがこのような言葉を残しています。“愛しい愛しいPARCO劇場 僕は君と結婚した♥”。2020年こけら落とし公演&オープニングシリーズ、青井さんのPARCO劇場への想いをしっかりと胸に抱いて、二人だけの登場人物、アンディーとメリッサの愛を大切に演出していきます。
◆2021年2‐3月「藪原検校」
<杉原邦生(演出)コメント>
大好きな街・渋谷に新生オープンするPARCO劇場の記念すべきオープニングシリーズに関われること、とても光栄です。前PARCO劇場(西武劇場時代)のオープニングを飾った井上ひさしさんの「藪原検校」を、大好きな歌舞伎俳優・市川猿之助さんと共に新たに創造できること、いまから楽しみでなりません。
<市川猿之助(出演)コメント>
PARCO劇場オープニングシリーズに出演することが叶い、心より嬉しく思います。伯父の猿翁とも所縁あるこの劇場で、これまた所縁ある井上ひさし作品を上演できますこと、深い縁を感じています。新進気鋭の若き演出家と共に素晴らしい舞台を創り上げ、PARCO劇場の新たな歴史に第一歩を踏み出したいと思います。
◆2021年3‐4月「レディ・マクベス」(仮題)
<天海祐希(出演)コメント>マクベス夫人を私が演じるなんて、とても大それていて足がすくむ思いです。でも反対に、だからこそ挑戦しなければ...とも思います。
ジュード・クリスチャンさんの脚本、ウィル・タケットさんの演出で新しい切り口のマクベス夫人を共に作れたらと思います。
素晴らしいスタッフ、共演者の皆様と高い目標に向かい、大いなる楽しみと様々な覚悟を持って、マクベス夫人に挑戦致します。
ぜひ、楽しみにして頂けたらと思います。
本日、早くも「ピサロ」の
作品ページ、
公演ページが公開されております。
記念すべきオープニングシリーズ最初の公演、スマホアプリ「パルステ!」会員の先行受付も9月から早々に始まる予定です。最新情報はPARCO STAGEのTwitterアカウントをチェックしてください!(Webでは
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