【演出】 小山ゆうな / Yuna Koyama ドイツ・ハンブルク生まれ。早稲田大学第一文学部演劇専修卒。2010年まで劇団NLT演出部に所属。2011年アーティストユニット「雷ストレンジャーズ」旗揚げ。以来「雷ストレンジャーズ」全作品の上演台本・演出を手がける。2018年ストリンドベリ『父』にてサンモールスタジオ最優秀団体賞受賞。2017年世田谷パブリックシアター主催公演『チック』にて2017年小田島雄志・翻訳戯曲賞受賞、2018年読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。最近の演出作に劇団四季『ロボット・イン・ザ・ガーデン』、新国立劇場『願いがかなうぐつぐつカクテル』、東宝『ローズのジレンマ』等。今後は、世田谷パブリックシアター『愛するとき 死するとき』、KAAT『ラビット・ホール』等演出予定。
【コメント】
1983年のニューヨーク初演から2年後、パルコ劇場で早くも上演された『ブライトン・ビーチ回顧録』の話は諸先輩方より度々聞いていました。まさか、この伝説の作品を、日本初演を手掛けられた故青井陽治さんの翻訳で演出できるとは想像もしていなかったので、驚きと共にとても嬉しく思っています。青井さんが翻訳された言葉は生き生きと躍動していて、登場人物たちにあっという間に魅了されました。
Sexy Zoneのメンバーとして大活躍されている佐藤勝利さんは、初めてのストレートプレイ出演とのことですが、先日お目にかかった際、すでに台本を深く読みこんでいらして戯曲についての話がたくさんできました。コメディでありながら深い人生の趣を感じさせる作品を担うユージンという役に佐藤さんがどのようにアプローチされるか、稽古が始まるのが楽しみです。ニール・サイモンと佐藤さんはじめ現代に生きる俳優たちの感性が出会う事により2021年の『ブライトン・ビーチ回顧録』が生まれる予感がしております。まだまだ大変な状況が続きますが、お客様に見てよかったと思って頂ける作品にすべく稽古していきたいと思います。
【出演】 佐藤勝利(Sexy Zone) / Shori Sato
1996年10月30日生まれ、東京都出身。2011年11月に“Sexy Zone”のメンバーとして「Sexy Zone」でCDデビュー。13年のドラマ『49』(NTV)でドラマ初主演、17年には映画『ハルチカ』で映画初主演を果たす。21年、『VS魂』(CX)のレギュラーメンバーに抜擢されるなど、映画やドラマのみならずバラエティーでも活躍している。近年の主な出演作は、【舞台】『JOHNNYS’ ALL STARS IsLAND』(16-17)、『JOHNNYS’ World』(15-16)『2015新春 JOHNNYS’ World』(15)、【映画】『ブラック校則』(19)、『ハルチカ』(17)、【ドラマ】『でっけぇ風呂場で待ってます』(21・NTV)、『ブラック校則』(19・NTV)、『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(18・NTV)など。現在、バラエティー番組『VS魂』(CX)にレギュラー出演中。22年春にはドラマ『青野くんに触りたいから死にたい』(WOWOW)の放送が控えている。
【コメント】
舞台はとても好きで、よく観に行きます。舞台に挑戦したい、とずっと思っていました。
念願の初ストレートプレイ、とても嬉しいです!脚本を読ませていただいて、キラキラした魅力のある作品だと感じました。
僕が演じるのは14歳の男の子の役ですが、ちょうど色々なことを覚えだす時期で、まだ何も知らない純粋な子供らしさを大事に演じられればと思います。僕自身も舞台に関してはまだ分からないことだらけですが、共感できるところもたくさんあって開放的な気持ちを味わっていただける作品なので、どうぞ楽しみにしていただけたらと思います。
松下由樹 / Yuki Matsushita
1968年7月9日生まれ、愛知県出身。83年、映画『アイコ十六歳』でデビュー。89年、ドラマ『オイシーのが好き!』(TBS)でドラマ初主演。翌年、ドラマ『想い出にかわるまで』(TBS)で姉の婚約者を奪う役を演じ注目を集める。主な出演作は、【舞台】『「銀河鉄道999」さよならメーテル~僕の永遠』(19)、『大奥 第一章』(11)、【映画】『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』(21)、『臨場-劇場版-』(12)、【ドラマ】『G線上のあなたと私』(19・TBS)、『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』(16-・TX)、『ナースのお仕事』シリーズ(96-14・CX)、『29歳のクリスマス』(94・CX)など。
【コメント】
ニール・サイモンの作品は20代の時に「パパ、映画に出して!」に出演させていただきました。
今回またニール・サイモンの作品に参加できてとても嬉しいです。
ユーモア、登場人物の豊かさが溢れている家族愛を描いたこの作品を、今からキャストの皆さんと演じるのが楽しみです。
劇場でお待ちしています。是非お越しください。
入野自由 / Miyu Irino
1988年2月19日生まれ、東京都出身。4歳から芸能活動を開始。2001年に映画『千と千尋の神隠し』ハク役に抜擢され、声優・俳優として幅広い分野で活躍する。主な出演作は、【舞台】『ピーター&ザ・スターキャッチャー』(20-21)、『グッドバイ』『ボディガード』(20)、『ETERNAL CHIKAMATSU』(16)、『タイタニック』(15)、『屋根の上のヴァイオリン弾き』(13・17-18)、【アニメ】『プラチナエンド』(21)、『深夜!天才バカボン』(18)、『映画 聲の形』(16)、『おそ松さん』シリーズ(15-21)、『映画 言の葉の庭』(13)、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』(11)、『機動戦士ガンダム00』シリーズ(07-09)など。
【コメント】
いつか挑戦してみたいと思っていた、ニール・サイモンの戯曲。遂に彼の作品の世界へ飛び込めることを、嬉しく思います。
個人的な事で恐縮ですが、子役の時以来、約20年ぶりに東京芸術劇場の舞台に立てることもとても感慨深いです。
佐藤勝利さんをはじめとした素敵なキャスト、スタッフと共に作品作りが出来ることを楽しみにしています。
劇場でお待ちしています。
神保悟志 / Satoshi Jimbo
1962年12月3日生まれ、静岡県出身。92年、ドラマ『父の鎮魂歌 海軍主計大尉 小泉信吉』(TBS)に主演、以来数々のテレビドラマや映画、舞台、バラエティー、CM等で活躍。主な出演作に、【舞台】『モダンボーイズ』(21)、『アルトゥロ・ウイの興隆』(19・20)、『プラトーノフ』(19)、『ライ王のテラス』(16)、【ドラマ】『君と世界が終わる日に』(21・Hulu×NTV)、『13~サーティーン~』(20・CX)、昼ドラ『温泉へ行こう』1-4(1999-03・TBS)、昼ドラ『牡丹と薔薇』(04・CX)、『相棒』season2-19(04-・EX)など。
【コメント】
舞台を経験する者にとって特別な存在であるニール・サイモン。
その洗練されたセリフまわしと細密に描かれたキャラクター。計算し尽くされたストーリー展開。
全てが完璧と言える脚本。
そんな作品に参加させて頂くことは、役者冥利に尽きる、この上ない幸せです。
そして最高の共演者と奏でるハーモニーをどの様に演出の小山ゆうなさんが指揮してくださるか、今からとても楽しみです。
是非みなさま、その瞬間を劇場にてご体験くださいませ。
須藤理彩 / Risa Sudou
1976年7月24日生まれ、神奈川県出身。NHK朝の連続テレビ小説『天うらら』でドラマ初主演。映像を中心にテレビドラマ、映画、CM、舞台と幅広く活躍。主な出演作は、【舞台】『娼年』(16)、『二都物語』(13)、『キーン』(08)、【映画】『藍に響け』(21)、『罪の声』(20)、『まく子』(19)、【ドラマ】『ブラックシンデレラ』(21・ABEMAオリジナル)、『僕はどこから』(20・TX)、『ミス・ジコチョー-天才・天ノ教授の調査ファイル-』(19・NHK)、『半分、青い。』(18・NHK)など。
川島海荷 / Umika Kawashima
1994年3月3日生まれ、埼玉県出身。06年テレビドラマ『誰よりもママを愛す』で女優としてデビュー。ドラマ、映画、CM、舞台のほか数々のテレビ番組でMCやナレーションを担当、アニメの吹き替えもするなど幅広く活躍している。主な出演作は、【舞台】『ぼくの名前はズッキーニ』(21)、『あたらしいエクスプロージョン』(17)、『高校中パニック!小激突!!』(13)、【映画】『ヤウンペを探せ!』(20)、『怪物くん』(11)、【ドラマ】『僕らは恋がヘタすぎる』(20・ABC)、NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(19)、『花燃ゆ』(15)、『天地人』(09)など。
岩田華怜 / Karen Iwata
1998年5月13日生まれ、宮城県出身。11年、AKB48第12期研究生オーディションに合格。12年から16年までAKB48として活動。「みやぎ絆大使」や「栗原市ドリームアンバサダー」なども務める。ドラマ、映画、舞台のほか、テレビ番組のナビゲーターやナレーションも担当。初主演映画『鶯谷ワンダーワールド』(20)の劇中では作詞やギターも披露している。主な出演作は【舞台】『黒い箱の中に白い箱』(21)、『イキザマ3』(18・20)、『どれミゼラブル』(19)、『二子玉川ノ恋』(19)、【映画】『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』(18)、『殿、利息でござる!』(16)、【ドラマ】『特捜9 season4』(21・EX)、『赤ひげ2』(19・NHK BS)など。