パルコ・プロデュース2025 カタシロ～Relive vol.2～

作品概要

• 脚本・演出

  ディズム

• 出演

  患者役：加藤シゲアキ／高橋ヒロム／中村太地／岡部大(ハナコ)／佐藤天彦／YOH／山里亮太(南海キャンディーズ)／えなこ／野田クリスタル(マヂカルラブリー)
  もう一人の患者役：堰代ミコ／相羽あいな／周央サンゴ／ルンルン／健屋花那／える
  医者役：ディズム／安元洋貴
  （出演順）
  
  ※公演回毎に「患者役」「もう一人の患者役」「医者役」が異なります。出演日を必ず事前にご確認ください。
  東京公演スケジュールはこちら
  
  ※大阪公演の詳細は後日発表いたします。（2025年8月開催予定 ）

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• 『カタシロ』シナリオ誕生5周年記念！
  究極の劇的体験を、劇場で再び！
  一生に一度きり、唯一無二の物語がこの夏も生まれる

  シナリオ誕生5周年を迎える『カタシロ』がPARCO劇場に再登場！
   
  TRPG（テーブルトーク・ロールプレイングゲーム）の名作シナリオ『カタシロ』。昨年、パルコのゲーム専門チームPARCO GAMES と舞台作品を制作するPARCO劇場のチームがタッグを組み、この『カタシロ』を用いて「TRPGを舞台上でプレイする」という新たな試みがスタートしました。
  そのパートナーは、『カタシロ』の作者で、演出家・脚本家・YouTuberとして活躍する、ディズム。『カタシロ』は2020年に誕生し、そのシナリオが約４万冊売れており、YouTubeでのプレイ動画再生数は全ての回を合計すると500万回再生に到達したTRPGの大人気作。ちょうど本公演の会期中の2025年８月６日にシナリオ誕生５周年を迎えます！プレイヤーだけでなく、プレイヤー同士の会話を見ている人も楽しめる内容で、一度プレイすると他の人のプレイ動画を見たくなる特徴のある作品です。パルコ・プロデュースによる劇場空間での有観客上演である『Relive』のほか、舞台版の無観客生配信や映画版の上映も行われており、映画版『カタシロ　Replica』の限定上映チケットは10分で完売。今年3月に行われたポップアップイベントには、10日間で約2300人が来場しました。
   
  出演者も観客も劇場でしか味わえない一生に一度きりのスペシャルな体験！
   
  『カタシロ』の特徴は「一度内容を知ってしまうと、患者役としては出演できない」ということ。今回の患者役の出演者たちもシナリオの全貌をまったく知らないまま舞台に臨みます。会話をしていく中で知らず知らずのうちに素の自分が明かされ、展開も結末もその人次第。一度限りの物語が劇場という空間でリアルタイムに生み出されます。『Relive』（リリーブ）シリーズは事後の映像配信は一切ありません。お客様からの配信のご要望をいただくこともありますが、ほかの『カタシロ』シリーズにはない、一度きりの〝生〟の体験を、ぜひ、その時その場に集まったお客様と一緒に、劇場空間で直接味わっていただきたいという思いからです。
   
  患者役には今回も豪華出演者が集結！
   
  プレイヤーとなる患者役には、今回も各界から豪華なゲストが集結！東京の初日公演にはアーティスト、俳優、作家とマルチに活躍する加藤シゲアキが出演。クリエイターとしての側面も輝いている加藤が、『カタシロ』でどのような物語を紡ぎだすのか、ぜひご期待ください。また、シナリオ誕生５周年の記念すべき公演日（8月6日(水)）には、多くのテレビ番組でMCを務め、ラジオやソロライブの全国ツアーなど、多方面での活躍をみせ、今日本で最も忙しいお笑い芸人のひとり・山里亮太が登場します。巧みなトーク力で知られる山里が、舞台上で『カタシロ』と出逢う時、どのようなことが起きるのか、それを劇場で生で目撃することになります。
  そのほか、前回公演のエル・デスペラードからのバトンを受け継ぎ、新日本プロレスから高橋ヒロム・YOHがエントリー、ディズムが手合せを熱望した棋界からは中村太地・佐藤天彦が参戦。さらには、お笑いトリオ・ハナコとして活動するかたわら、近年俳優としての活躍もめざましい岡部大、日本を代表するコスプレイヤーであり、グラビアアイドルや歌手としても活躍するえなこを迎えます。そして、東京公演千穐楽では、お笑いコンビマヂカルラブリーのボケ担当として舞台やメディアに出演しながら、「スーパー野田ゲーMAKER」など自らゲームの制作も手掛ける野田クリスタルが、大トリを務めます。
    
  さらに！前回患者役で「カタシロ」デビューした安元洋貴が医者役に挑戦！医者役も見比べられ楽しさ倍増！
   
  医者役には、前作から続投のディズムに加え、『カタシロ～Relive vol.1～』に患者役として出演した声優の安元洋貴も出演することが決定。『カタシロ』の特徴として、「見比べる」という楽しみ方がありますが、今回の『カタシロ～Relive～』から、同一劇空間で『医者役』も見比べられるという新たな要素が加わります。もう一人の患者役には、昨年に引き続き『カタシロ』経験者の声優・ライバーたちを迎え、『カタシロ』の世界に深みを持たせます。出演者の組み合わせによって全く違う展開になるため、全部の公演が観たくなるのが『カタシロ～Relive～』です。
  今回も全公演、本編の終了後にアフタートークを開催！『カタシロ』体験を終えた直後、赤裸々に語られる裏話を、本編とあわせてお楽しみください。
   
   
  ※公演回毎に「患者役」「もう一人の患者役」「医者役」が異なります。出演日を必ず事前にご確認ください。
  東京公演スケジュールはこちら
   
   
  

  ＜TRPGとは＞
  テーブルトーク・ロールプレイングゲームの略。
  各プレイヤーが自分で作ったキャラクターを演じ、プレイヤー同士で会話しながら物語を勧めていく対話型のゲーム。ゲーム機などのコンピュータを使わずに、紙や鉛筆、サイコロなどの道具を用いて、人間同士の会話とルールブックに記載されたルールに従って遊ぶ。
   
  ＜「カタシロ」概要＞
  ――あなたは誰ですか?
  この問いに、人は名前を、もしくは職業を答えるかもしれません。
  ではその2つを奪われたとしたら。自らを示すものが何もない状態で、あなたは自分を称して何と答えるでしょうか。
  『カタシロ』はそんな問いから始まる、あなたの人生の物語です。
  出演者は冒頭、記憶を失った “患者” として登場します。そこに “医者” が現れ、互いに話をしながら、ストーリーを進めます。
  ミステリアスかつプレイヤーの内面に真正面から切り込んでくる内容は、多くの出演者たちを悩ませ、考えさせ、そして何かしらの「答え」を出すことになります。
  その答えこそが、普段は目を背けがちな自らの人生をも問い直すことへと繋がり、エンターテインメントでありながらも様々な感情を出演者・観客の中に呼び起こします。
  

   

  ▼脚本・演出ディズムよりのコメント

  早くもVol.2！豪華な出演者！しかも大阪公演まで！！5年間いろんなカタシロをみてきたことで、重層的なおもしろさが増しているのを感じている中、再び貴重な機会を得られてうれしい限りです。特に今回は、同じ職業の方々を見比べるおもしろさが増しているうえ、医者まで見比べられてしまう！！
  これまでのカタシロと、これからのカタシロと、ますます世に侵蝕している様子を、たのしんでいただけましたら幸いです。5周年らしい企画も今後発表予定です！！
  

• ▼出演者プロフィール

  【患者役】
   
  

  加藤シゲアキ（アーティスト・俳優・作家）

  青山学院大学法学部卒。「NEWS」のメンバーとして2003年にグループを結成し、CDデビュー。ドラマやバラエティで活躍するほか、2012年1月に『ピンクとグレー』で作家デビュー。その後もアイドルと作家活動を両立させ、2021年『オルタネート』で吉川英治文学新人賞、高校生直木賞を受賞。同作は直木賞候補にもなり話題を呼んだ。また『なれのはて』でも2作連続直木賞候補となった。他の小説作品に『閃光スクランブル』『Burn.―バーン―』、エッセイ集などに『できることならスティードで』『1と0と加藤シゲアキ』、呼びかけ人として参加した能登半島地震支援チャリティ小説企画『あえのがたり』がある。最新長編小説は『ミアキス・シンフォニー』。また、2025年5月に監督・出演した短編映画『SUNA』が公開された。近年の主な出演作に、【舞台】「エドモン～『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男～」(23)、【映画】『ピンクとグレー』(16)、【TV】『あきない世傳 金と銀』『満点のゴール』(23・NHK BS)など。脚本として、ショートフィルム『渋谷と1と0と』(22)、舞台『染、色』(21)がある。
  
  

   
  

  高橋ヒロム（新日本プロレス）

  新日本プロレス所属プロレスラー。1989年12月4日生まれ。東京都八王子出身。
  2010年8月にデビュー。ジュニアヘビー級の顔として活躍し、「BEST OF THE SUPER Jr.」は最多優勝記録を持つ。
  リング外での活躍も広げており、ラジオDJやバラエティ出演などに加え、本人が描きおろした絵本「とびだせ！ハナゲくん」が好評発売中。
  
  

   
  

  中村太地 八段（棋士）

  早稲田大学卒業。在学中、「無党派層の政党好感度 政策と業績評価からのアプローチ」という論文で政経スカラシップを受賞した文武両道の棋士。
  近年は将棋系YouTuberとしても活躍中。王座を1期獲得。
  
  

   
  

  岡部大（ハナコ）

  ワタナベエンターテインメント所属。2014年に秋山寛貴、菊田竜大とともにお笑いトリオ・ハナコを結成。
  「ワタナベお笑いNo.1決定戦」2018、2019優勝。2018年「キングオブコント2018」優勝。
  現在、日本テレビ系『有吉の壁』、フジテレビ系『新しいカギ』、『なりゆき街道旅』などに出演中。
  俳優としては、NHK 大河『どうする家康』、日曜劇場『アトムの童』、フジテレビ『ブルーモーメント』などに出演。
  
  

   
  

  佐藤天彦 九段（棋士）

  クラシック音楽やバロック・ロココといった美的世界観を愛し、ファッションにこだわりを持つ多才な棋士。
  優雅な雰囲気から「貴族」の愛称で親しまれている。名人を3期獲得。
  
  

   
  

  YOH（新日本プロレス）

  新日本プロレス所属プロレスラー。2012年にデビュー。ジュニアヘビー級戦線で活躍し、IWGPジュニアタッグ王座、NEVER無差別級6人タッグ王座の戴冠歴を持つ。
  近年はユーモア溢れる言葉とファイトスタイルで注目を集める。
  コスチュームやグッズのデザインを自ら手がけるなどクリエイティブな面も光る。
  
  

   
  

  山里亮太（南海キャンディーズ）

  吉本興業所属、お笑いコンビ南海キャンディーズのツッコミ担当。
  「M-1グランプリ2004」で準優勝を果たし注目を集める。現在は情報番組からバラエティ番組まで数多くの番組でMCを担当。また、エッセイや小説も上梓している。2010年からは冠ラジオ番組「水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論」（TBSラジオ）が放送中。ソロトークライブ「山里亮太の140」で全国公演も行っている。
  
  

   
  

  えなこ（コスプレイヤー）

  コスプレイヤーとして、モデル・声優・ラジオなど多岐にわたり活躍中。
  昨年は日本で最も雑誌の表紙を飾ったタレントに送られる「トップカバーアワード」の大賞も受賞し、内閣府クールジャパン広報大使も務める。
  
  

   
  

  野田クリスタル（マヂカルラブリー）

  吉本興業所属、お笑いコンビマヂカルラブリーのボケ担当。
  ピンとしては「R-1ぐらんぷり 2020」で優勝、コンビとしては「M-1グランプリ 2020」で優勝、「マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0」（ニッポン放送）や「ヒルナンデス！」（日本テレビ）へのレギュラー出演など、舞台やメディアで活動する一方、自身が制作にかかわる「スーパー野田ゲーMAKER」など3作のゲームをNintendo Switchから発売、自身がプロデュースする「クリスタルジム」を東京・西新宿で展開するなど、多方面にわたって活動している。
  
  

   
   
  【もう一人の患者役】
   
  

  堰代ミコ（VTuber）

  「にんげんたち、ぼくの使い魔になっちゃう？」
  独創的な世界観でリスナーを虜にする悪魔VTuber。
  様々な声色を使いわけることができ、持ち前の表現力が発揮されるポエトリーリーディングや朗読作品にもファンが多い。
  いたずら好きな一面や愛くるしい素の声、穏やかな空気に包まれた普段の配信とのギャップも魅力。
  
  

   
  

  相羽あいな（声優）

  2016年より響所属。元女子プロレスラーという異色の経歴を持つ。
  代表出演作は、「BanG Dream!」シリーズ（湊友希那）、「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」（西條クロディーヌ）、「多数欠」（月岡めぐる）など。
  2024年には、映画『カタシロReplica』にも出演した。
  
  

   
  

  周央サンゴ（バーチャルライバー）

  今年度から学院中等部に通い始めた1年生。
  持ち前のおっとりとした雰囲気で、場の空気を和ませる存在。
  
  

   
  

  ルンルン（バーチャルライバー）

  ある日空から落ちてきた謎のいきもの。
  記憶がなく、ありとあらゆる知識を吸収中。
  たくさん勉強して、いつかこの世界の全てを知りたい。
  
  

   
  

  健屋花那（バーチャルライバー）

  病院で働く女の子。彼女の笑顔で健康になった人は多い。
  世界中の人々を元気付けようと、ライバー活動を始めた。
  不器用で、採血は苦手。
  
  

   
  

  える（バーチャルライバー）

  友達が欲しくてこの世界のどこかにある森から上京してきたエルフ。
  お話をするのが好きで、話し始めたら誰にも止められないどんぐりマシンガントーク。
  えるという名前は愛称で、本名はとても長い。
  
  

   
   
  【医者役】
   
  

  ディズム

  演出家・脚本家、シナリオライター、YouTuber。代表作「カタシロ」は舞台化・映画化を果たす。他にも「冒涜都市 Z～魔境の探検家たち～」「ロールシャッハシンドローム」「狂気山脈単独登頂」を舞台化。2024 年に開催したノ―ミーツとテレビ朝日が企画・制作するミステリー舞台『AGASA』、2025年に新たな没入体験エンターテインメントとして開催された『思考実験展』の脚本を担当、他にも Nintendo Switch のゲームシナリオを担当するなど、幅広く活動している。
  
  

   
  

  安元洋貴（声優）

  主な出演作は、「鬼灯の冷徹」鬼灯役、「BLEACH」茶渡泰虎役、「キン肉マン 完璧超人始祖編」バッファローマン役、「アクアマン」アクアマン役など。
  ナレーション活動に加えて、数多くのドラマCD、ゲーム作品などに出演している。
  「カタシロ～Relive vol.1～」には患者役として出演。