PARCO PRODUCE 粛々と運針

作品概要

  • 横山拓也
  • 演出

    ウォーリー木下
  • 出演

    加藤シゲアキ
    / 須賀健太 徳永えり 前野朋哉 河村花 / 多岐川裕美

    演奏:GOMA & 粛々リズム隊
    Didgeridoo:GOMA
    Percussions:田鹿健太・辻コースケより 日替わり参加
  • STAFF

    演出補:友花 美術・衣裳:ひびのこづえ 照明:原口敏也(A EST FIRM)
    音楽:GOMA 音響:原田耕児 映像:大鹿奈穂 ヘアメイク:宮内宏明
    演出助手:佐藤ゆみ 舞台監督:小林清隆
    宣伝:DIPPS PLANET 宣伝美術:成田久
    企画制作:パルコ/ニベル 製作:パルコ
  • 次世代を担う新進作家・横山拓也×今まさに活躍中の気鋭の演出家・ウォーリー木下
    初タッグで贈る、小さなドラマに隠れた大きな“命の物語” 主演・加藤シゲアキ!!

    横山拓也×ウォーリー木下 初タッグで贈るのは、小さなドラマに隠れた大きな命の物語
     
     鋭い観察眼と綿密な取材を元に、人間や題材を多面的に捉え、緻密な会話を丁寧に積み上げながら、時にはコミカルに小気味よいタッチの会話劇を得意とする劇作家、横山拓也。演劇ユニットiakuを主宰し、“いつの間にか登場人物の葛藤に立ち入っているような感覚に陥る”、彼が生み出すドラマには、あらゆる人間を許容する大きな眼が潜んでいます。
     そして、すでに素晴らしい成果を次々と生み出している気鋭の演出家・ウォーリー木下。手掛ける作品はジャンルレスで多岐にわたり、海外の演劇祭、国際フェスティバルでも高く評価されるなど、国際的に活躍。その大きな魅力のひとつは、豊かで緻密な人物描写と、“人間に対する温かいまなざし”が存在していることです。
     『粛々と運針』は、この横山拓也作、ウォーリー木下演出の初タッグでおくる、小さなドラマに隠れた大きな命の物語です。命とは誰のものか、そして、どんな始まりと終わりが望ましいか。答えの出ない根源的な問いかけがなされるこの物語は、今だからこそ、上演する意味があります。まさに次世代を背負うことを期待された劇作家と演出家による、新しい『粛々と運針』にご期待ください。
     
    主演・加藤シゲアキ!巧緻な物語を織りなす、実力派俳優が集結。
     
     主演は、加藤シゲアキ。本作で描かれる二つの家庭の一方、築野家の長男・一(はじめ)を演じます。NEWSでの活動のみならず、作家としても数々のヒット作を生み出し続け、2020年に発表した『オルタネート』(新潮社刊)は第164回直木賞、2021年本屋大賞にノミネート。第42回吉川英治文学新人賞、第8回高校生直木賞を受賞するなど、多彩な活躍を見せています。
     最新の舞台、2021年4月に上演されたパルコ・プロデュース「モダンボーイズ」で、葛藤する主人公の心情を繊細にそして熱く演じた加藤。今回は横山拓也、ウォーリー木下と初顔合わせで、新たな化学反応を起こし、新しい顔を魅せてくれることでしょう。
     また、築野一の弟、紘(つなぐ)役に、幅広いキャラクターを多彩に演じる実力派・須賀健太ら、実力派俳優の競演で贈る本作。どうぞご期待ください。
     
     
    <あらすじ>
     築野家。一(はじめ)は弟・紘(つなぐ)と二人で母を見舞う。病室で母から紹介されたのは、「金沢さん」という初対面の初老の紳士。父が死んだあと、親しい仲らしい。膵臓ガンを告知された母は、金沢さんと相談の結果、穏やかに最期を迎えることを選んだという。まだ治療の可能性はあるのに。
     田熊家。平均寿命くらいまで支払いを続けたら自分のものになる小さな一軒家を去年購入した沙都子と應介。その家のどこかで子猫の鳴き声がする。早く助けてあげたいけど、交通事故で頸椎を痛めた應介はケガを理由に探してくれない。そしてお腹に新しい命を宿しているかもしれない沙都子は不思議なことにこの話の切り出し方が分からない・・・。
     平凡な生活の内に潜む二つの家の葛藤を、周到な会話で縫い合わせるように描き出す命の物語。
  • プロフィール&コメント

    【主演】加藤シゲアキ

    画像1987年7月11日生まれ。「NEWS」のメンバーとして2003年にグループ結成、CDデビュー。21年11月に28枚目となるシングル「未来へ/ReBorn」をリリース。ドラマやバラエティで活躍するほか、12年に処女作「ピンクとグレー」で作家デビューを果たし、以来、文芸雑誌で連載を持つなど多彩に活動。6作目の小説「オルタネート」(新潮社刊)で第164回直木賞候補に選出、第42回吉川英治文学新人賞などを受賞。
    近年の出演作に、【舞台】『グリーンマイル』('17)、『モダンボーイズ』('21)、【TVドラマ】『ゼロ 一獲千金ゲーム』('18・NTV)、『犬神家の一族』('18・CX)、『悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~』('19・CX)、『六畳間のピアノマン』('21・NHK)、『二月の勝者-絶対合格の教室-』('21・NTV)、『剣樹抄~光圀公と俺~』('21・NHK BSプレミアム)など。脚本として、舞台『染、色』(‘21)。
    現在、『NEWSの全力!!メイキング』(TBS)、ラジオ『SORASHIGE BOOK』(FMヨコハマ)にレギュラー出演中。
     
    <コメント>
    時間は人に寄り添い、しかし無情に、一定のリズムで進んでいく。
    全ての人はそれに翻弄され、喜劇と悲劇を知らず知らずのうちに生み出している。
    運命めいたいくつもの時が織りなされて、描かれる家族の物語。
    演劇でしか表現できないこの「粛々と運針」という戯曲に、ひとつの編針として参加できること、心より光栄に思います。
     
     

    【作】横山拓也

    1977年生まれ、大阪府出身。劇作家・演出家。09年に屠場の職人たちの葛藤を描いた男3人芝居『エダニク』で、日本劇作家協会新人戯曲賞受賞。『エダニク』戯曲は海外5カ国以上で出版予定。また韓国でリーディング公演(‘20)として上演された。
    ’12年より演劇ユニット・iakuを始動。『The last night recipe』(‘20)が第65回岸田國士戯曲賞にノミネート、『逢いにいくの、雨だけど』(‘21)が第29回読売演劇大賞上半期作品賞ベスト5に選出。外部への書き下ろしとしては、俳優座『首のないカマキリ』(‘18)、『雉はじめて鳴く』(‘20)、文学座『ジャンガリアン』(‘21)。パルコ・プロデュースへの作品提供は「PARCO STAGE@ONLINE」オンライン演劇『仮面夫婦の鑑』(’20)、『目頭を押さえた』(‘21年6月@東京芸術劇場シアターイースト/演出:寺十吾)。
     
    <コメント>
    2017年に新宿の小さなギャラリーで生まれた『粛々と運針』が、加藤シゲアキさんを主演にPARCO劇場で上演されることになるなんて、そんなスケールアップのパターンがあるのかと驚いています。加藤さん演じる長男・一(はじめ)という役は、僕自身であり、誰にも思い当たるところがある「情けない自分」です。本作に登場する人物たちは、みんな強さに憧れながら、自身の脆さと戦っています。きっとどこかに皆さん自身を感じるはずです。旧知の中でありながら、劇作家と演出家の関係でガッツリと組むのは初めてのウォーリー木下さんが、どんな手つきで立ち上げてくれるのかも楽しみです。
     
     

    【演出】ウォーリー木下

    1971年生まれ。劇作家・演出家。’93年に劇団☆世界一団(現sunday)を結成。役者の身体性に音楽と映像とを融合させた演出を特徴としている。ノンバーバルパフォーマンス集団「THE ORIGINAL TEMPO」のプロデュースでエジンバラ演劇祭にて五つ星を獲得し海外で高い評価を得る。10ヶ国以上の国際フェスティバルに招聘され、演出家として韓国およびスロヴェニアでの国際共同製作も行う。2018年4月より「神戸アートビレッジセンター(KAVC)」舞台芸術プログラム・ディレクターに就任。
    近作に、東京2020パラリンピック開会式、『バクマン。』 THE STAGE、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』、『スタンディングオベーション』、『SHOWBOY』、ミュージカル『ダブル・トラブル』、ミュージカル『リューン〜風の魔法と滅びの剣〜』、『スケリグ』、乃木坂46版ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」、『麦ふみクーツェ〜 everything is symphony!!〜』などがある。また、「静岡ストリートシアターフェス ストレンジシード」他、様々な演劇祭のフェスティバルディレクターや「東京ワンピースタワー ONE PIECE LIVE ATTRACTION」の演出を手がける。

    <コメント>
    初演の「粛々と運針」を見た時のことはよく覚えている。会場は新宿の小さなギャラリーで、道に迷いながら辿り着いた。お客さん同士の肩が当たるくらいの大きさで、その親密性もあいまって、その芝居は「秘密のお茶会」のような緊張と優しさに溢れたものだった。今まで見たどの横山くんの作品とも違っていて驚いたし嬉しかった。その興奮で帰り道もまた迷った。
    横山くんとは20年以上の付き合いだと思うけど、はじめて彼のホンを演出させてもらう。人物を描きながら世界の歪みと明るさを同時に描ければと。
    加藤さんをはじめとする一癖も二癖もあるキャスト陣と、濃密で温かな空間を作り出せることを今から楽しみにしている。
    あの時の僕のように観客の皆さんを帰り道迷わすつもりで。
     
     

    【出演】須賀健太 SUGA KENTA

    画像1999年、4歳でドラマデビュー。2002年『人にやさしく』(CX)で注目を集める。2006年には日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。近年の主な出演作に【舞台】パルコ・プロデュース『鉈切り丸』(13)、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』(16~18)、『けむりの軍団』(19)、『奇跡の人』(19)、【映画】『遮那王-お江戸のキャンディーズ』(19)、【ドラマ】『准教授・高槻彰良の推察』(21・CX)、『不甲斐ないこの感性を愛してる』(19・CX)など。


    【出演】徳永えり TOKUNAGA ERI

    画像モデル活動を経て、2004年『放課後。』(CX)で女優デビュー。2011年には映画『春との旅』で、毎日映画コンクール 俳優部門、スポニチグランプリ新人賞、日本映画批評家大賞 新人女優賞を受賞。主な出演作にPARCO STAGEオリジナルオンライン演劇『仮面夫婦の鏡』芝居編(20)ほか、【舞台】『ねじまき鳥クロニクル』(20)、『ワルシャワの鼻』(09)、『ファントム』(08)、【映画】『ずっと独身でいるつもり?』(21)、【ドラマ】『群青領域』(21・NHK)、『推しの王子様』(21・CX)『ハコヅメ』(21・NTV)、『恋のツキ』(TX)など。


    【出演】前野朋哉 MAENO TOMOYA

    画像大学在学中から映画制作に携わり、映画監督しても活動。『ショッキングピンク』(06)、『脚の生えたおたまじゃくし』(09)では主演・監督を務め、映画祭での受賞歴も多数。近年の主な出演作にPARCO STAGEオリジナルオンライン演劇『仮面夫婦の鏡』芝居編(20)ほか、【舞台】『BORN 2 DIE』(21)、【映画】『ウェディング・ハイ』(22・3月公開予定)、『決戦は日曜日』(22)、【ドラマ】『カムカムエヴリバディ』(21・NHK)、『真犯人フラグ』(21・NTV)など。


    【出演】河村花 KAWAMURA HANA

    画像愛知県出身。ドラマ、映画、PV、CMなど幅広く活動。東海地区の鉄道CMイメージキャラクターを務めるほか、情報番組『ドデスカ!ドようびデス。』(メ〜テレ)にレギュラー出演中。近年の主な作品に【舞台】『オープニングナイト〜桜咲高校ミュージカル部』(21)、【映画】『胸が鳴るのは君のせい』(21)、『ニセコイ』(18)、【ドラマ】『あなたは一宮モーニングで謎を解く』(21・CTV)、『翔べ!工業高校マーチングバンド部〜泣き虫先生が僕らに教えてくれたこと〜』(20・CTV)。


    【出演】多岐川裕美 TAKIGAWA YUMI

    画像デビューと共に映画主演を務めて以降、数々のドラマ、映画、舞台に出演。
    近年の主な出演作に【舞台】『女中たち』(15)、アガサ・クリスティー サスペンスオムニバス『最後のディナー』『フェイからの手紙』(13)、『大奥』(10)、【映画】『カノン』(16)、【ドラマ】『ラブファントム』(21・MBS)、『不協和音 炎の刑事VS氷の検事』(20・EX)、『ダブル・ファンタジー』(20・WOWOW)など。


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