マーティン・シャーマン
略歴
フィラデルフィア生まれ。ボストン大学に学ぶ。
1976年から77年、ニューヨークのプレイライト・ホライズン・シアターで作家実習生をつとめる。作品はこれまで35カ国で上演されている。
1980年よりロンドン在住。
初期の作品に、 『NEXT YEAR IN JERUSALEM』、『THE NIGHT BEFORE PARIS』、『THINGS WENT BADLY IN WESTPHALIA』、『CRACKS』、『RIO GRANDE』、『PASSING BY』がある。

作品紹介
■ステージ

『ベント(BENT)』 1979年ロンドンのロイヤル・コート・シアターで初演の後、同年イアン・マッケラン、トム・ベル主演によりクライテリオン・シアターで上演される。ブロードウェイではリチャード・ギア主演により上演、他世界各国で上演される。1989年、再びイアン・マッケラン主演により、ロイヤル・ナショナル・シアターでリバイバル上演。
『MESSIAH』 1983年、ロンドンのハムステッド・シアターにて初演の後、オールドウィッチ・シアターで上演。ニューヨークのマンハッタン・シアター・クラブでも上演。
『イサドラ(WHEN SHE DANCED)』 1988年、ロンドン・ギールグッド・シアターでの初演に続き、やはりロンドンのキングス・ヘッド・シアターで上演。1991年にはヴァネッサ・レッドグレーヴとフランシス・デ・ラ・トゥーアの主演で、ウェストエンドにて上演。
『ゴアの狂気
(A MADHOUSE IN GOA)』
1989年、ロンドンのリリック・ハマースミス・シアターでの初演に続き、アポロ・シアターでヴァネッサ・レッドグレーヴとルパート・グレイヴスを主演に得て上演。
『SOME SUNNY DAY』 1996年、ロンドンのハムステッド・シアターにて上演。ルパート・エヴェレット主演。
『ローズ(ROSE)』 1999年、ロンドンのナショナル・シアター、2000年にはニューヨークのリンカーンセンター・シアターにて上演、主演オリンピア・デュカキス。
『インドへの道
(A PASSAGE TO INDIA)』
2003年、ロンドンのリバーサイド・ステュディオズにて、E.M.フォースター原作の小説を、シェアード・エクスピリエンス・カンパニーのために舞台化。
『ABSOLUTELY! PERHAPS?』 2003年5月、フランコ・ゼフィレッリ演出、ジョーン・プロウライト主演、ロンドンのウィンダム・シアターにて上演。
『THE BOY FROM OZ』
(ミュージカル)
2003年10月、ブロードウェイのインペリアル・シアターにて上演。ヒュー・ジャックマン主演。
『ARISTO』 2008年、チチェスター・フェスティバル・シアターにて、ロバート・リンゼイ主演、ナンシー・メックラー演出で上演。

■映像

『CLOTHES IN THE WARDROBE』 1992年、アリス・トーマス・エリスの三部作を翻案。ジャンヌ・モロー、ジョーン・プロウライト、ジュリー・ウォルターズ出演、 BBC放映。映画版は1994年『THE SUMMER HOUSE』のタイトルで公開、アメリカのゴールドウィン製作。
『カーテン・コール(INDIAN SUMMER)』 1997年公開、ジェイソン・フレミング、アントニー・シャー、ドロシー・テューティン出演。
『ベント』 1997年公開、クライブ・オーウェン出演、ショーン・マサイアス監督。
『永遠のマリア・カラス
(CALLAS FOREVER)』
ファニー・アルダン、ジェレミー・アイアンズ出演、フランコ・ゼフィレッリ監督、カトレア・メドゥーサフィルムズ製作。
『ローマの哀愁
(THE ROMAN SPRING OF MRS STONE)』
テネシー・ウィリアムズ原作(『ストーン夫人のローマの春』)、ヘレン・ミレン、アン・バンクロフト、ブライアン・デネヒー、オリヴィエ・マルティネス出演、ロバート・アラン・アッカーマン監督、ブラックジャック・プロダクションズ/ショータイム製作。
『ヘンダーソン夫人の贈り物
(MRS HENDERSON PRESENTS)』
2004年、ヘイデイ・フィルムズとBBCフィルムズ共同製作の長編劇場映画、スティーブン・フリアーズ監督。