1939年 |
短編「青い子どもたちの原っぱ」が、テネシー・ウィリアムズの名で世に出た最初の作品となる。同年、ニューヨークの劇団、グループ・シアターが開催したアメリカ人作家戯曲コンテストに「太陽とろうそく」「THE FUGITIVE KIND」「SPRING STORM」「ナイチンゲールではなく」の四つの一幕劇を出し、賞金百ドルを獲得した。 |
1940年 |
ロックフェラー助成金を得て「BATTLE OF ANGELS」を完成。これは後に『地獄のオルフェ』として書き直された(1959年、『蛇皮の服を着た男』として映画化される)。 |
1944年 |
シカゴで『ガラスの動物園』上演、1945年にはニューヨークでも上演され、ニューヨーク・ドラマ・クリティクス賞を受賞(1950年に映画化)。 |
1947年 |
ニューヨークで、ジェシカ・タンディとマーロン・ブランド主演、エリア・カザン演出による『欲望という名の電車』が上演され、ニューヨーク・ドラマ・クリティクス賞およびピューリッツア賞を受賞(1949年にはロンドンでも上演、1951年映画化)。
『夏と煙』がマーゴ・ジョーンズの演出によりニューヨークで上演(1952年ロンドンで上演、1961年映画化)(後に『風変わりなナイチンゲール』のタイトルで大幅に改定される)。 |
1950年 |
初の小説『ストーン夫人のローマの春 (The Roman Spring of Mrs. Stone)』を出版(1961年映画化<訳注:映画版邦題「ローマの哀愁」) |
1951年 |
『バラの刺青』、モーリン・ステイプルトン、イーライ・ウォラック主演、ダニエル・マン演出によりシカゴのアーランガー劇場で初演、次いでニューヨークのマーティン・ベック劇場で上演(1955年映画化)。 |
1953年 |
『カミノ・レアル』、イーライ・ウォラック、バーバラ・バクスレイ主演、エリア・カザン演出によりニューヨークで初演(1957年、ロンドンでピーター・ホール演出により上演)。 |
1955年 |
『やけたトタン屋根の上の猫』、バーバラ・ベル・ゲデス主演、エリア・カザン演出によりニューヨークで初演、ニューヨーク・ドラマ・クリティクス賞およびピューリッツア賞を受賞(1958年、ロンドンでピーター・ホール演出により上演、1958年映画化)(<訳注:映画版邦題「熱いトタン屋根の猫」) |
1956年 |
『ベビイ・ドール』(映画)公開。 |
1957年 |
『地獄のオルフェ』、モーリン・ステイプルトン主演、ハロルド・クラマン演出によりニューヨークで初演(1959年ロンドン上演)。 |
1958年 |
『去年の夏突然に』、ニューヨーク上演(1959年映画化)。
『調整期間(Period of Adjustment)』、ニューヨーク上演(1959年映画化) |
1961年 |
『イグアナの夜』、ベティ・デイヴィス主演、フランク・コルサロ演出によりニューヨークで上演、ニューヨーク・ドラマ・クリティクス賞受賞(1965年ロンドン上演、1964年映画化)
『青春の甘き小鳥』ジェラルディン・ペイジ、ポール・ニューマン主演、1962年公開。テネシー・ウィリアムズがタイム誌の表紙を飾り、同誌に「現存でもっとも偉大な劇作家」と激賞される。 |
1963年 |
『牛乳列車はもう止まらない』ニューヨークで上演(1968年ロンドン上演)。 |
1967年 |
『二人だけの劇』、ロンドン、ハムステッド劇場で初演。 |
1968年 |
『七たび降りるマートル』(『地上の王国』というタイトルでも知られる)、ホセ・キンテーロ演出によりニューヨークで上演。 |
1969年 |
『東京のホテルのバーにて』、ニューヨークで上演。 |
1972年 |
『小舟注意報』ニューヨークで上演、劇中でテネシー・ウィリアムズ自身が先生役を演じる(1973年ロンドン上演)。 |
1973年 |
『叫び』(『二人だけの劇』の改訂版)、ニューヨークで上演。 |
1975年 |
二番目の小説『モイーズ』と『テネシー・ウィリアムズ回想録』出版。 |
1975年 |
『Red Devil Battery Sign』、アンソニー・クイン主演、ボストンにて上演(1977年ロンドン上演)。 |
1978年 |
『ヴュー・カレ』、ニューヨークで上演(1978年ロンドン上演)。 |
1979年 |
『A Lovely Sunday for Creve Coeur』、ニューヨーク上演。 |
1980年 |
『Clothes for a Summer Hotel』、ニューヨーク上演。 |
1981年 |
『Something Cloudy, Something Clear』ニューヨーク上演。 |
1998年 |
『ナイチンゲールではなく』、ロイヤル・ナショナルシアターでワールド・プレミア |