上演台本・演出:G2
舞台演出家・劇作家。集団「売名行為」、劇団「MOTHER」、演劇ユニット「G2プロデュース」を経て、現在はフリーで活動中。新作歌舞伎からブロードウェイ・ミュージカルまで幅広く、毎回、自由な発想でコンセプトの異なる作品創りで話題を提供し続けている。最近の主な作品に、ミュージカルでは『ゴヤ-GOYA-』(21年・作・脚本)、『マイ・フェア・レディ』(21年-22年・翻訳・訳詞・演出)、新作歌舞伎では『風の谷のナウシカ』(19年・演出)、『NARUTO-ナルト-』(19年・脚本・演出)、ストレートプレイでは『ハケンアニメ!』(19年・脚本・演出)、『薔薇と白鳥』(18年・作・演出)、『Water by the Spoonful』(18年・翻訳・演出)など。
≪コメント≫
これほど人生の折々でメモリアルだった作品はありません。アルコール依存症で入院中の中島らも氏に直談判して台本を書いて頂き、初めて東京(シアター・トップス)に進出。PARCO劇場での改定版はプロ演出家としてのスタートを切った作品。今回、通算5度目の再演。笑いと恐怖だけでなく人間の何か深いところをつく不思議な魅力の「こどもの一生」超最新バージョン・アップ版でお届けします。
出演:松島聡
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1997年11月27日生まれ。静岡県出身。2011年、Sexy ZoneのメンバーとしてCDデビュー。音楽活動、バラエティやラジオ番組、CMなどマルチに活躍。俳優として、2017年にドラマ「世にも奇妙な物語 ‘17秋の特別編」でドラマ初出演。近年の主な出演作に、【TVドラマ】「吾輩の部屋である」(17・NTV/声の出演)、「コタローは一人暮らし」(21・EX)、【配信ドラマ】「ゼロ 一獲千金ゲーム『ゼロ エピソードZERO 城山小太郎編』」(18・Hulu)、【舞台】『赤シャツ』(21)などがある。ラジオ「Sexy ZoneのQrzone」(文化放送)にレギュラー出演中。
≪コメント≫
この度、八乙女光くんの代役を務めさせていただくことになった松島聡です。
突然のお話で大変驚きましたが、覚悟を決めた上で「やらせてください」と返答させていただきました。
というのも、僕も休養させていただいた経験があります。
休養から復帰、現在に至るまで、沢山の方々にサポートしていただき、今、安心してお仕事に取り組めております。
勿論、状況は違うかも知れませんが、光くんとお話させていただいた時に、言葉の端々から不安や悔しさ、また今回の発表に対する覚悟が伝わってきて、自然と光くんからのバトンを受け取り本作にしっかりと向き合いたいという想いと、今回は僕が少しでもという想いが背中を押してくれた気がします。
原作と台本を読ませていただき、まるでジェットコースターに乗っている感覚になる予測不能な展開で、気づいたら何度も読み返しておりました。作品の魅力にすっかりハマっていた事、純粋に面白いと思った事も、大きな後押しとなってくれました。
中島らもさん原作、G2さん演出、そして素敵な先輩方との共演と、勿論プレッシャーもありますが、このカンパニーに飛び込んでみたいと思いました。
ご観覧予定だった皆様にとっては、すぐに受け入れていただくことは難しいかもしれませんが、最終的に代役が松島でよかったと思ってもらえるよう、誠心誠意頑張りたいと思います。
そして、何よりも光くんが安心して静養でき、快方に向かわれるよう心より願っております。
出演:今井朋彦
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1987年に文学座研究所入所。92年に座員となり、多くの作品に出演し、2020年に退団。以降も舞台を中心に活躍。受賞歴も数多く、96年に『水面鏡』で第31回紀伊國屋演劇賞個人賞、01年に『こわれがめ』、『コペンハーゲン』、『職さがし』で第9回読売演劇大賞 優秀男優賞、11年に『破産した男』他の演技で第62回芸術選奨文部科学大臣新人賞、と実力派として名高い。近年の主な出演作品は、【ドラマ】『准教授・高槻彰良の推察』(東海テレビ+WOWOW)、『緊急取調室Season4』(EX)、『レッドアイズ 監視捜査班』(NTV)、【舞台】『アリージャンス~忠誠~』(21)、『真夏の夜の夢』(20)、『Le Père 父』(19)などがある。2月には舞台『アーモンド』の上演が控えている。
≪コメント≫
今回のお話をいただく数日前、たまたま中島らもさんの動画を見ていました。らもさんが落語を披露していました。独特のテンポに、独特の世界観、見たことのないパフォーマンスでした。そして数日後「こどもの一生」に誘っていただきました。何という奇縁・・・。勝手に「らもさんに呼ばれた」と思いました。たぶん呼んでないと思います。それでもいいんです。あの「らもワールド」に挑む機会をいただいたんですから。
出演:丸山智己
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モデルとしてデビューし、コム・サ・デ・モード・メンのショー、雑誌「an・an」や「POPEYE」で活躍。俳優としても活動し、2005年映画「NANA」のヤス役で注目を集める。以降、多くの映画やドラマで活躍し、舞台にもコンスタントに出演。本作は19年の舞台『唐版 風の又三郎』以来約3年ぶり舞台出演となる。近年の主な出演作に、【映画】『地獄の花園』(21)、『天外者』『銃 2020』『仮面病棟』(20)、【ドラマ】『部長と社畜の恋はもどかしい』(TX)、『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』(CX)、【舞台】『君が人生の時』(17)、『ジュリアス・シーザー』(14)などがある。1月28日から映画『前科者』、4月29日から『劇場版ラジエーションハウス』の公開が控えている。
≪コメント≫
PARCO×G2さんという僕の原点のような場所に16年ぶりに戻ってこられてとても嬉しいです。
30年以上前に描かれているにもかかわらず、見えないものに恐怖する今に恐ろしいほどぴったりリンクしているこの名作を、G2さんの演出のもと素晴らしいキャストの皆さんとどのように立ち上げていけるのか今から非常に楽しみです。
出演:田畑智子
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1993年、映画『お引越し』で主演デビュー。第67回キネマ旬報新人女優賞をはじめ多数の新人賞を受賞。2000年NHK連続テレビ小説『私の青空』のヒロイン役で幅広い世代から注目を集める。04年の『血と骨』で第28回日本アカデミー賞優秀助演女優賞、『隠し剣鬼の爪』で第59回毎日映画コンクール女優助演賞、12年に主演映画『ふがいない僕は空を見た』では第67回毎日映画コンクール女優主演賞を受賞した。近年の主な出演作に、【映画】『空白』(21年)、『おらおらでひとりいぐも』(20年)、【ドラマ】『歩くひと』(NHK-BS)、『贋作男はつらいよ』(NHK-BS)、『透明なゆりかご』(NHK)、【舞台】『醉いどれ天使』(21年)、『FORTUNE』(20年)などがある。
≪コメント≫
この度、出演させていただく『こどもの一生』で初めて体感する事がたくさんあると思っています。笑っていたのにその先に恐怖が待っているなんて。今から稽古をするのが楽しみで仕方ありません。演出のG2さん、共演者の皆さま、恐がりな私ですがどうぞよろしくお願い致します。ゲラゲラ、ワクワク、ハラハラ、ドキドキ、そして最後は凍りつく、色々な感情を体感しに是非劇場にお越しください。
出演:川島海荷
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2006年にTBS『誰よりもママを愛す』で子役としてデビュー。07年にはアイドルグループ「9nine」に加入し、CDデビューを果たす。以降、グループ活動と並行して映画やドラマなど精力的に活動し、16年にグループを脱退し、女優業に専念。映像作品への出演のほか、ラジオやバラエティなど活躍の幅を広げている。近年の主な出演作に、【映画】『ヤウンペを探せ』(20)、『映画 怪物くん』、【ドラマ】『ストレス・リレー』(NHK)、『IP〜サイバー捜査班』(EX)、『僕らは恋がヘタすぎる』(ABC)、【舞台】『ブライトン・ビーチ回顧録』(21)、『ぼくの名前はズッキーニ』(21)、『あたらしいエクスプロージョン』(17)などがある。
≪コメント≫
今回の企画を見させていただいた時、理解できるようなできないような、私の想像の中では収まりきらない内容だなと思いました。
どのようにG2さんが演出されるのかとても楽しみです。以前上演されていた「こどもの一生」も素晴らしかったのですが、また新たな作品として、新鮮な気持ちで向き合っていこうと思っています。未知な世界に飛び込んで、この作品と共に私も成長したいです。
出演:ROLLY
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1990年、ロックバンド「すかんち」のヴォーカル&ギターとしてデビュー。96年バンド解散後ソロ活動を開始。ロックミュージシャン、音楽プロデューサーとして活動する一方、タレント、俳優としても活躍し、バラエティ番組、CM、映画、舞台などに多数出演している。現在、NHK Eテレ『ムジカ・ピッコリーノ』にレギュラー出演中。俳優としての近年の主な出演作は、【映画】『記憶にございません!』(19)、『モアナと伝説の海(声の出演)』(17)、『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(16)、【舞台】『ビッグ・フィッシュ』(17)、『人間椅子/魔術師』『コインロッカー・ベイビーズ』(16)などがある。
≪コメント≫
初めまして皆様。
私はROLLYと言う者です。この度G2さん演出の「こどもの一生」に参加させて頂く事となりました。私は過去、通行人の端役、変態の宇宙人、魔女、サーカスの団長、海賊、くちびる等を演じた事があります。この度本作の台本を読みました所、妙に胸の辺りがワニワニして来て、変な気分になりまして、、
実は私、、現在別の舞台の準備中なのですが、本作台本に描かれた私の演じる予定の役柄の口癖を思わず口走ってしまいそうです。
そんな私でよろしいのでしょうか。
ROLLY
出演:朝夏まなと
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2002年に宝塚歌劇団に入団し、その後宙組トップスターとして17年まで活躍。18年の『マイ・フェア・レディ』で退団後初の主演を果たし、その後もミュージカルを中心に多くの作品に出演している。20年には19年上演の『Little Women -若草物語-』ジョー役、『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』デロリス役で第45回菊田一夫演劇賞 演劇賞を受賞した。近年の主な出演作に、【舞台】『マイ・フェア・レディ』(18・21-22)、『王家の紋章』『メリリー・ウィー・ロール・アロング』『BARNUM』(21)、『ローマの休日』『モダン・ミリー』(20)、『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』(19-20)、『Little Women -若草物語-』(20)などがある。
≪コメント≫
初めてのストレートプレイ、そして初めてのコメディホラー。
今からドキドキしております。
初めましてのキャストの皆様との共演もとても楽しみですし、ミュージカルでお世話になっているG2さんに、日本人を演じることに慣れてない私がどうなるのか!いろいろ引き出していただけることにワクワクしています!!ぜひお楽しみに。
出演:升毅
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1975年にNHK大阪放送劇団に入団し、76年『ロンググッドバイ』で初舞台を踏む。その後、劇団五期会に所属。85年、演劇ユニット「売名行為」を結成。91年、演出家のG2らと共に劇団「MOTHER」を立ち上げ、座長を務める。以後、映画、ドラマ、舞台など幅広く活躍。15年のNHK連続テレビ小説『あさが来た』ではヒロインの父親役を演じ話題をさらう。近年の主な出演作に、【映画】『八重子のハミング』(16)、『大綱引きの恋』(20)、『歩きはじめる言葉たち~漂流ポスト 3.11とともに~』(21)、【ドラマ】『おじさまと猫』(TX)、『イチケイのカラス』(CX)、『イタイケに恋して』(YTV) (21)、【舞台】『青空』『画狂人北斎 令和三年版』(21)などがある。「こどもの一生」には今回で4回目の出演となる。
≪コメント≫
32年前(35歳)
柿沼かっちゃん
我々、「集団・賣名行為」に中島らも氏が書き下ろして下さった「こどもの一生」。初演時の反響、手応え、恐ろしさに興奮した。
30年前(37歳)柿沼かっちゃん
我が「ギャグファンタジープラネット・MOTHER」にて再演。スタイリッシュさと恐怖が増して、更に恐ろしい作品に成長した。
24年前(43歳)藤堂くん
PARCOプロデュースにて3度目の上演。
大人に成長した「こどもの一生」、コメディとホラーの質が格段にスケールアップした。
12年前(55歳)観客席
不思議な気持ちで観ていた…
2022年(67歳)院長・木崎
時代が加速的に変化を続けている2022年「こどもの一生」は、どのような変化を遂げるのか…どうぞその眼で、脳で、身体で体験して下さい。