「黒柳徹子海外コメディ・シリーズ」は、銀座セゾン劇場のプロデュース公演として1989年にスタート。「アマデウス」や「ブラック・コメディ」でもお馴染みのピーター・シェーファーの当時の最新作「レティスとラベッジ」を上演しました。主人公のおしゃべり観光ガイド・レティスの役が、まるで黒柳徹子にあてて書かれたように、ぴたりとはまり、共演の山岡久乃の名演技とも相まって、笑いと感動の舞台が大変な反響を呼びました。以来25年間、黒柳徹子はほぼ毎年、新作翻訳劇に挑み、20演目、27作品の舞台に立ってきました。1996年には、本シリーズの「幸せの背くらべ」と「マスター・クラス」で、舞台女優最高の名誉ともいうべき毎日芸術賞と読売演劇大賞の大賞及び最優秀女優賞に輝きました。
年中行事のように毎年観劇してくださるファンの方も多い、本シリーズ。25周年目になる2014年からは、会場を銀座から六本木の新劇場に移し、変わらず、笑いと感動、そして元気を皆様にお届けいたします。