「博覧會」トークショーレポート! その1:女優さんチーム編

2010年4月15日(木)

ただいま東京グローブ座で絶賛上演中の「博覧會~世界は二人のために~」
初日の4月9日には女優さんチーム、13日には男優さんチームと2組に分かれて終演後にトークショーが行われました。
その模様を2回に渡り、ちょっとだけご紹介します!
 
まずは4月9日。女優さんチームのトークショーです。
終演後にも関わらず、たくさんのお客様が席に残ってくださいました。
司会の呼び込みによって、篠井英介さん星野真里さん千葉雅子さんの順で登場。
えっ、女優さんチーム?篠井さんがいるのに?と思われた方。それでいいんです。
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司会はマイクを使いましたが、もちろん役者さんたちはマイクなし!
それでもきちんと後ろの方まで声は届いたと思います。ドア付近で聞いていた私にも十分聞き取れました。
 
進行は篠井英介さんにお任せして、トークがスタートしました。
「アフタートークがあるということで緊張している」と言って笑いを誘っていた千葉さんは、出演もされることになったいきさつや、企画当初と仕上がりの作品の違いなどについて赤裸々に語ってくださいました。
星野さんに初日を迎えての感想を聞くと、前日のプレビュー公演で緊張しすぎて冒頭のシーンで台詞が飛んでしまったことを告白!実際は5秒くらいだったのが、1分間くらいあったように感じたそうです。
星野さんと池田さんが最前列近くでお芝居をする場面があるのですが、篠井さんが最前列のお客様に「いい席だったでしょう?割増料金いただきたいくらい」とおっしゃり、場内爆笑!
また、役者さんが決まってから千葉さんに脚本を書いていただいたということで、今作はほぼ当て書きだったということが明らかになりました。
女形を活かした役を、というのは篠井さんのリクエストだったとか。
篠井さんも星野さんもほとんど共演は初めての方ばかりだったそうです。でも最初から仲が良いカンパニーで「ケンカとか殴り合いもなかった」と篠井さん。あっては困ります!
ちなみに星野さんは最初、大谷さんの声の大きさにびっくりしたそうです(笑)。
劇中、篠井さんは荒川さんと星野さんのラブシーンがお気に入りだそうです。荒川さんが取材で「二枚目役もできる」と言ってしまったのがきっかけだそうで、稽古場でも演出の池田さんに「お前できるって言ったじゃないか」と喝を入れられていたとか。
 
演出家・池田成志さんについては、星野さんは以前に共演したときの印象とは違い、演出は意外に厳しくて、でも作品への愛情がこもっていて、作品について真剣に取り組む中で一役者として扱ってくれるのが嬉しかった、とコメント。
千葉さんは池田さんとは同い年ながら演劇の世界では先輩ということで、最初のうちは緊張したそうです。自分が書いたものを演出されて、さらに出演者として演出を受けるということについては、あらかじめ何度もミーティングを重ねてアドバイスももらっていたので、お任せしたという、作家と演出家の信頼関係を垣間見せました。
 
篠井さんは池田さん演出の第一印象を「細かいわー」と思った、とバッサリ(笑)。でも緻密なのが大事な芝居なのでそれが良かった、と持ち上げつつ、あとは成志さんが役者としてやりこなしてくれれば、とさらにチクリ(笑)。直前にお稽古に参加されたので公演のはじめの方はたまに目が泳いでいたそうですよ。東京公演も半分をこえた今はもう大丈夫だと思います!
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その後は質問コーナーに。
「世界は二人のためにの「二人」はどの二人をさしているのですか?」という千葉さんへのご質問に、千葉さんは「二人という関係性は、このお芝居の中で父と娘、恋人同士、師匠と弟子、古い関係の男と女など色々あるのですが、そんな様々な一対一の関係を指していると思っていただければ」と回答。なるほど!
次の質問は台詞に関係してくるので、念のため反転しときます。
終盤の「芝居を続けてね」という台詞が印象に残ったので、千葉さんがその台詞を書いたとき、星野さんがその台詞を言うとき、篠井さんがその台詞を聞いたときにどう思ったかを伺いたい、というご質問。
千葉さんは「ひとつのことを続けていこうとする時には、いつだってやめることができる危機を孕んでいるわけで、意外と勇気がいる台詞でした。祈りみたいな気持ちです」と回答。
星野さんは「今は自分は一員ではないけれど、今まで育ってきた世界で、大切な人たちの無くてはならないものが無くなってしまうかもしれない時に、自分がしたいことを置いても無くさずにいてほしいという気持ちでやっています」と役に入り込んでのコメント。
そして篠井さんは「重い台詞ではありますよね。我々にはちょっと恥ずかしいくらいの台詞。それを(星野)真里ちゃんの口から通して言っているのが大きい。篠井英介や大谷さんだと「おいちょっとやめろよ」となるけど(笑)、清々しい真里ちゃん(蝶子)に言われるのがグッとくる。矢がぴしゃーんと刺さるが如く!」と星野さんならではの説得力があることを解説されていました。

キャストの皆さんのトークが聞けて、質問もできて、かなりお客様にとってはお得感のある企画になったのではないかと思います!
続いての13日の男優さんチームトークショーはまた次回!

「博覧會」は21日まで東京グローブ座で上演中です。毎日当日券もご用意しておりますのでぜひ劇場へお運びください!
[O]
 

※画像の公開は終了いたしました。

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