2023年11月9日(木)
G2 / 作・演出
2021年に発表しようとしていた「月とシネマ」は、稽古もいっぱいやってあとはお客様を入れるだけ、というところでコロナ禍で中止になってしまいました。ある日、稽古場で打ち上げをしたときに、中井さんが「Gちゃん、これはもしかしたら芝居の神様まだ見せてはならないといっているんだよ」と慰めてくれたのですが、その言葉にはもう一回やるときはブラッシュアップするんだよ、というメッセージが含まれていた気がしてます(笑)。パルコの制作の方々もこのまま終わらせるのは惜しいと言ってくれて、リベンジ公演としてこの期間を設定してくださったので、中井さんと、2021年版は稽古でやり切ったので、なにか違う新しいチャレンジをしたいよね、という話をしました。中井貴一
皆さん「前回」とおっしゃっていますが、誰も一回も観ていないので「初」になると思います。2年前、僕たちはここ(PARCO劇場)のセットの中で稽古をして、いざ本番というときに緊急事態宣言が出て東京公演が中止になり、大阪公演までの期間も稽古を頑張り、結局大阪だけ緊急事態宣言が明けず全公演中止になってしまいました。稽古をやりながらそれぞれ構築していくのですが、芝居って一番大切なのはお客様なんだっていうことがすごくわかりました。お客様が居てくださることで芝居は成熟し、進歩していくもの。お客様がいない中でいくら稽古をしてもなかなか成熟しきれないという事がわかって今日初めて成熟させてくれるお客様と相対せることになり、今まで必死すぎたのでどんな反応になるのか心配ですけど、全員で最後まで怪我の無いようにお客様に夢を配れるように頑張りたいと思います。藤原丈一郎(なにわ男子)
僕が演じる小暮涼太は、映画会社の宣伝部の社員です。物語をかき回す役で、悪気はないのについつい(余計なことを)言ってしまうところがあるのですが、物語のアクセントになる役になっていると思います。永作博美
並木改め高山万智子役を演じます。前回私の役はなかったのですが、今回からの参加になり、嬉しく思っております。私が入るときにはすでに温かい感じのある本読みだったように思います。今回からの参加になる私は少し気後れしちゃうかなと思いましたが、そんなこともなく、今始まったかのようにみんなでスタートさせていただきました。稽古では、G2さんが作・演出されていくのですが、それぞれがそれぞれの思いで動くタイミングが作品を作っている感じがあり、気持ちいいなと思いながら稽古場にいました。みんなそれぞれが個人個人、グループで、全体で作っていく様子があり、稽古がトントン進んでいき、今日があるような気がしています。ご覧になった皆様の帰りの足取りが軽く、気分も軽くなり、顔がうっすら笑ってしまうような作品になっておりますので楽しみにしていただければと思います。村杉蝉之介
街金の男、児玉正義役、正義(せいぎ)と書いて、まさよし役を演じます。前回も参加させていただいたのですが、全公演できなくなり、今回初めてお客様の前でできることがとても嬉しいです。前回と同じ役ではありますが、違うアプローチで活躍するので、新鮮な気持ちで演じております。スケジュールの関係で、出演できないかもしれないという話もあったのですが、出演できずに客席で見ることになっていたら、悔し泣きをしていたと思うので、本当によかったです。清水くるみ
私の演じる朝倉瑞帆は、市の職員で、ムーンシネマのお手伝いをしていて、まじめなのですが、ちゃきちゃきしている部分もある女の子です。笑いあり涙ありの作品で、稽古場でも笑いは絶えなかったのですが、コメディ作品はお客様が入って初めて完成するものだと思っているので、とても楽しみにしています。木下政治
村上英嘉役を演じます。村上は市役所の役員なので、一般の企業に勤める課長とは違う”課長”を演じられたらと思います。稽古場は、とても風通しが良く、それぞれが通称で呼び合うということから始まりました。恐れ多いですが、中井貴一さんのことは貴一さんなど、それぞれの呼び名で呼ばせていただいております。とても良い現場でした。金子岳憲
不動産屋の佐々木役を演じます。今回からの参加になるので、作品をバージョンアップさせられるよう、頑張りたいと思います。とても緊張しておりますが、よろしくお願いします。奥田一平
深野隆史を演じます。深野という役は表面にでているものと、内に抱えているものが違っていて、そのせめぎ合いを表現できたらと思います。約2年前に中止になってしまった「月とシネマ」が今回新たなキャストを迎えて公演ができる、また、そこに参加できることに喜びを感じています。責任を持って、最後まで演じさせていただきます。たかお鷹
映写技師のロクさんを演じます。前回も出演していましたが、ロクさんはずっとムーンシネマに住み着いている主(ぬし)のような人です。30年前から爺さんだったというから、自分が何歳なのか分からなくなっているような役どころです。十分稽古をしましたので、ただ淡々とやるだけだと思っています。それで伝わると思っています。今井朋彦
映画監督の榊という役は、10年前に中井さん演じる並木さんとタッグを組んで映画を作るはずだったのですが、とある事件をきっかけに、仲違いの状況になってしまい、ムーンシネマの館長の死をきっかけに、この映画館に吸い寄せられるように近づいてくるような役です。途中で敵役のように見える瞬間もあるかもしれませんが、最終的には、G2さんの描くハートフルコメディの物語の中に無事着地できるのではないかなと思っています。1日中笑いの絶えない、楽しい稽古場だったので、稽古場の雰囲気をそのまま舞台に乗せられたら成功間違いなしだと思っております。作品ページへ
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