Cast
ブランチ・デュボア | 秋山菜津子 |
スタンリー・コワルスキー(ステラの夫) | 池内博之 |
ステラ・コワルスキー(ブランチの妹) | 鈴木砂羽 |
ハロルド・ミッチェル〔ミッチ〕(スタンリーの友人) | オクイシュージ |
ユーニス・ハベル(上階の住人) | 猫背 椿 |
スティーヴ・ハベル(ユーニスの夫) | 村杉蝉之介 |
パブロ・ゴンザレス(スタンリーの友人) | 顔田顔彦 |
見知らぬ男〔医者〕 | 河井克夫 |
見知らぬ女〔看護婦〕/メキシコ女 | 小林麻子 |
黒人女 | 桔川友嘉 |
集金人の若者 | 井上 尚 |
Staff
【作】 テネシー・ウィリアムズ 【訳】 小田島恒志 【演出】 松尾スズキ 【美術】 星 健典 【照明】 大島祐夫 【音楽】 伊藤ヨタロウ 【音響】 藤田赤目 【衣裳】 太田雅公 【ヘアメイク】 大和田一美 【映像】 上田大樹 【演出助手】 大堀光威 【舞台監督】 藤崎 遊 ・ 藤原秀明 【宣伝】吉田プロモーション 【プロデューサー】 田中希世子 【制作】 藤井綾子 【製作】 山崎浩一 【企画・製作】 潟pルコ |
《作》テネシー・ウィリアムズ(Tennessee Williams)
1911年アメリカ合衆国ミシシッピー州コロンバスに生まれる。1945年『ガラスの動物園』がブロードウェイで大ヒット、ニューヨーク批評家サークル賞他を受賞。1947年『欲望という名の電車』がニューヨークで開幕。ピューリッツァー賞、ニューヨーク批評家サークル賞を受賞、名声を不動のものとする。他の主な戯曲に『バラの刺青』(1951年・トニー賞受賞)、『やけたトタン屋根の猫』(55年・ピューリッツァー賞、ニューヨーク批評家サークル賞他受賞)、『イグアナの夜』(61年・ニューヨーク批評家サークル賞受賞)ほか。1983年71歳で死去。
《演出》松尾スズキ (まつお・すずき)
福岡県出身、1962年生まれ。88年「大人計画」を旗揚げ。作・演出・出演を務める。97年『ファンキー!〜宇宙は見える所までしかない〜』で、第41回岸田國士戯曲賞を、01年に第38回ゴールデンアロー賞演劇賞を受賞。最近の舞台作品に、ミュージカル『キャバレー』(07年・日本語台本・演出)、『女教師は二度抱かれた』(08年・作・演出・出演)、『サッちゃんの明日』(09年・作・演出・出演)、『農業少女』(10年・演出)、『母を逃がす』(10年再演・作・演出・出演)などがある。映画監督としては『恋の門』(04年)がヴェネチア国際映画祭に正式出品。06年、小説『クワイエットルームにようこそ』(文藝春秋)が第134回芥川賞候補作となり、07年に自身が監督・脚本を務め映画化。08年には『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の脚本で、第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した。俳優としても活躍するほか、小説・エッセイの執筆、バラエティー番組の企画・構成・総合演出など、多岐にわたって活動している。2011年2月スタートのNHKドラマ『TAROの塔』に主演する。
《ブランチ・デュボア》秋山菜津子(あきやま・なつこ)
東京都出身。2000年『キレイ〜神様と待ち合わせした女〜』(05年再演)で注目されて以来、さまざまなジャンルの舞台で高い評価を得る。2001年『プルーフ/証明』と『ブルールーム』で第36回紀伊國屋演劇賞個人賞、及び第9回読売演劇大賞優秀女優賞と杉村春子賞を受賞。2006年『タンゴ・冬の終わりに』で読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。近年の主な舞台に『朧の森に棲む鬼』『THE BEE』『キャバレー』『死ぬまでの短い時間』(以上07年)、『わが魂は輝く水なり』『まほろば』(以上08年)、『ピランデッロのヘンリー四世』『三文オペラ』『桜姫』『怪談 牡丹燈籠』『中国の不思議な役人』(以上09年)。『マクベス』『裏切りの街』『ロックンロール』『タンゴ』(以上10年)。2011年には『大人は、かく戦えり』に出演。
《スタンリー・コワルスキー》池内博之(いけうち・ひろゆき)
茨城県出身、1976年生まれ。モデルとしてデビュー後、映画、テレビ、舞台に広く活躍。2000年エランドール新人賞受賞。主な舞台に『髑髏城の七人』(04年)、『リア王』(08年)、『コースト・オブ・ユートピア』(09年)、『ヘンリー六世』『ザ・キャラクター』(以上10年)。主な映画に「BLUES HARP」(98年)、「カリスマ」「スペーストラベラーズ」(以上 00年)「ロックンロールミシン」「チキン・ハート」(以上02年)、「嗤う伊右衛門」(04年)、「全身と小指」(06年)、「チーム・バチスタの栄光」「ハンサム☆スーツ」(以上 08年)、「おと・な・り」(09年)、「ばかもの」「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(以上10年)。主なテレビドラマは「GTO」(98年)、「ロマンス」(99年)、「Beautiful Life」(00年)。今年は『最上の命医』(TX)に出演中。映画『13の月』では初監督を務めた。
《ステラ・コワルスキー》鈴木砂羽(すずき・さわ)
浜松市出身、1972年生まれ。1994年映画『愛の新世界』で鮮烈に主演デビュー。94年度ブルーリボン新人賞、キネマ旬報新人賞、毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞他を受賞。主な舞台に『みつばち』(04年)、『隣の男』(04年)、『12人の優しい日本人』(05年)、『LOVE30 vol.2』(07年)、『恋する妊婦』(08年)、『cover』(09年)『吸血鬼』(10年)。近年の主な映画に『相棒−劇場版−』『闇の子供たち』(以上08年)、『剱岳 点の記』『ぼくとママの黄色い自転車』『なくもんか』『春色スープ』(以上09年)、『スープ・オペラ』『お前の母ちゃんBitch!』『ゴースト もう一度抱きしめたい』(以上10年)、11年には『毎日かあさん』『わさお』などが公開。近年の主なテレビドラマに『無理な恋愛』(08年)『相棒』、『だんだん』(09年)、『わが家の歴史』(10年)ほか。NHK大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国』にも出演。