宮沢 りえ (みやざわ りえ)
メアリー・ステュアート役
東京都出身。近年の主な出演作品に、Bunkamura Production 2025 DISCOVER WORLD THEATRE vol.15『リア王』NINAGAWA MEMORIAL(25)、舞台『昭和から騒ぎ』(25)、パルコ・プロデュース 2024『オーランド』(24)、映画『月』(23)、Netflix『阿修羅のごとく』、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(22/NHK)などがある。現在、NHK 放送100年特集ドラマ『火星の女王』、PrimeVideo シリーズ『人間標本』が放送/配信中。今後の出演作に映画『ラストマン -FIRST LOVE-』(25/12/24公開)、映画『しびれ』が控える。
演出の栗山さんからこの山の山頂を目指そう!とお誘い頂いた高い高い山。私にとってヒマラヤ級の『メアリー・ステュアート』メアリーを演じさせてもらえる事への、喜びと怖さで、心も身体も震えます。2025年に演出して頂いた『オーランド』を演じた時のように、高みを目指し、若村さんをはじめ素晴らしいキャストの皆さんと見たことのない景色を見れるよう全力を注ぎたいと思います。
若村 麻由美 (わかむら まゆみ)
エリザベス1世役
東京都出身。近年の主な出演作品に、舞台『飛び立つ前に』(25)、『陽気な幽霊』(25)、『若村麻由美の劇世界』(24)、『La Mère 母』(24)、『Le Fils息子』(24)、『ラヴ・レターズ〜2024 New Year Special〜』(24)、舞台『飛び立つ前に』(25)、映画『私にふさわしいホテル』(24)、ドラマ『嘘解きレトリック』(24/CX)、『科捜研の女』(24/EX)、『この素晴らしき世界』(23/CX)、『初恋、ざらり』(23/TX)などがある。
パルコプロデュースで栗山民也さん演出は、世界を震撼させたルーシー・カークウッド作『チルドレン』(18)以来です。常に現代社会に問う栗山演出作品は、井上ひさし作『頭痛肩こり樋口一葉』(こまつ座13/16/22)幽霊花蛍役でも多くを学ばせていただきました。最も信頼する演出家にエリザベス1世役に指名いただき光栄です。
ヴァージン・クイーンとも言われるエリザベスは、運命に敢然と立ち向かう強い女性というイメージでしたが「国王とは国王という身分の奴隷に過ぎない。国王でいることは囚われの身と同じ、自らの心に従うことは許されない。」と吐露し決断に苦悩する人間らしさも併せ持ちます。台詞の攻防戦が見所なので演出を体現出来るよう、私らしいエリザベス1世を目指します。
牢獄に囚われたクイーンメアリーと、国家という牢獄に囚われたクイーンエリザベス。二人のクイーンの運命と闘いが、今を生きる私たちに何を投げかけるのかご期待ください。
橋本 淳 (はしもと あつし)
レスター役
東京都出身。近年の主な出演作品に、舞台『ここが海』(25)、『いつぞやは』(23)、映画『俺ではない炎上』(25)、『盤上の向日葵』(25)、ドラマ『スキャンダルイヴ』(25/Abema)『ジョフウ〜女性に××××って必要ですか?〜』(25/TX)、『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』(25/TBS)、ドラマ『25時、赤坂で Season2』(25/TX)などがある。
ロバート・アイク版『メアリー・ステュアート』と聞き、一筋縄ではいかない作品だろうと予想はしていましたが、今回翻訳された戯曲を読み、その予想はさらに斜め上をいくものでした。
レスターという人物を、私に預けてくださった栗山さんの思いに、感謝とともに受けて立つ覚悟です。
稽古前のひとり孤独に戯曲に向かう時間は、恐ろしくもあり途方もない時間ですが、その時間の大切さも知っています。この素晴らしいカンパニーと合流した時のために、しっかりと準備を積み重ね強大な壁に向かいたいと思います。
それぞれの欲望を満たそうとする愚かで滑稽な姿、それは国や時代に関係のない、人の業。
効率や合理性だけを求めることや、自身の発言や行動に覚悟や責任を負うことなく、他者になすりつけ逃げ回る姿に、現代社会にも通ずる普遍性を、悲しいかな、そう感じます。
この戯曲をしっかりと咀嚼し、裏打ちするメッセージをしっかりと作品の中に刻み込めるように、矜持をもって臨みたいと思います。どうぞご期待ください。
木村 達成 (きむら たつなり)
モーティマー役
東京都出身。近年の主な出演作品に、舞台『狂人なおもて往生をとぐ〜昔、僕達は愛した』(25)、『セツアンの善人』(24)、ミュージカル『スリル・ミー』(23)、テレビドラマ『キャスター』(25/TBS)、大河ドラマ『光る君へ』(24/NHK)、『オールドファッションカップケーキ』(22/CX)などがあり、2026年2月に舞台『黒百合』、2月15日より『北方謙三 水滸伝』放送・配信を控える。
今回務めさせていただくモーティマーはプロテスタントとして育てられ、カトリックは危険だ、脅威だ、憎めと教えられていたにも関わらず、その教会を見た時に、息が詰まるほどの感動をします。そして、彼はメアリーに会ったその瞬間に、魅かれます。この激しさ、狂おしさといった心の扉を開けるのはきっと苦しいものだろうと今からふるえる思いでいます。「スリル・ミー」以来約2年半ぶりとなる演出家・栗山民也さん、宮沢りえさん、若村麻由美さんを始めとした共演者の皆様に食らいついて、邁進していきたいと思います。
犬山 イヌコ (いぬやま いぬこ)
ケネディ役
東京都出身。近年の主な出演作に、舞台『最後のドン・キホーテ THE LAST REMAKE of Don Quixote』、『ベイジルタウンの女神』(25)、『骨と軽蔑』(24)、映画『PERFECT DAYS』(23)、声優として『どこでもマキバオー』(25年)、『ビッグシティ・グリーン』(18年〜)、『ポケットモンスター』シリーズ(97〜23年)など。
今ですね、正直なところ大変ドキドキしておりますです。なにしろ犬山にとりましては、初めての栗山民也さんの演出、初めてご一緒させていただく多くの共演者のみなさま、さらには新生PARCO劇場の舞台に立つのも初という、初体験ラッシュでござります。
しかし、こう書いてみると、ここまで初づくしな経験もなかなか出来るものじゃないですね。うむ、そうですね。そう考えるとなんだかワクワクしてきますね。そんなドキドキもワクワクも味方につけまして、この「メアリー・ステュアート」の世界の中で生き、みなさまと魅力的な舞台を創り、お届けできたらと思っております。
谷田 歩 (たにだ あゆみ)
バーリー役
静岡県出身。近年の主な出演作に、舞台『オーランド』(24)、『血の婚礼』(24)、『ロスメルスホルム』(23)、映画『赤羽骨子のボディガード』(24)、『森の中のレストラン』(22)、ドラマ『キャスター』(25/TBS)、ドラマ『新東京水上警察』(25/CX)などがある。また、映画『ラストマン -FIRST LOVE-』の公開を控える。
原作の本を取り寄せ読み出した時は発狂しそうだった、なにせ300ページに渡るメアリーの生い立ちを描いた文献だったからだ。コレをどういう形で台本におこすにしても、想像するだけで緊張感が高まってくる。しかし色んなメアリー経験者の意見を聞いて確かに難しくはあるがやり甲斐はあるという事が判った。そしていざ上演台本が届いて目を通すと新たな難問が湧いて来た、この本通りに演技をしてもエンターテイメントにはならない。と言うのは、終始イングランドに対して謀反を企てたスコットランド女王を処刑するか否かを議論で時には策略で問うて行くだけのストーリーだからだ。従って各シーンでの瞬間の演技やリアクションが物凄く重要になってくる、発見や驚きを明確に裏に持つ気持ちをちゃんと表現して行かないと眠たい芝居になってしまう。先日お会いした若村さんが「メアリーは牢屋に幽閉されているけれど、エリザベスはイングランドに幽閉されている」と言う言葉が俺の中でヒントになった気がした。19年の幽閉後処刑されたメアリーの最後の2日弱を描いた今作、全集中で作りたい
大好きな出演者ばかりで本来なら楽しみしかないのですが、コレはストイックな稽古場になる予感しかないので早めの覚悟が必要だと思う年末の今日でした
大場 泰正 (おおば やすまさ)
オーベスピーヌ役
東京都出身。近年の主な出演作に、舞台『リア王』(25)、『白衛軍 The White Guard』(24)、『ダディ』(22)、映画『ヘルドッグス』(22)、『忌怪島』(23)、『BAD LANDS』(23)、Netflix『新幹線大爆破』(25)、ドラマ『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』(25/CX)、『仮面ライダーゼッツ』(25/EX)など。
今回のロバート・アイク版は、古典文学としての格調を保ちながらも、俳優が舞台に立ち、言葉と身体によって立体化されることを前提に翻案されていると感じています。政治権力、宗教、男女関係といった問題が、登場人物それぞれにとって切実なものとして迫り、舞台上での俳優同士のリアルタイムの応酬が、今から楽しみでなりません。宮沢りえさん、若村麻由美さんをはじめとする共演者の皆さまと共に、お客様にハラハラドキドキする時間をお届けできたらと思います。また、これまで数多くの名作を生み出してこられた栗山民也さんの演出を初めて受けられることを、大変嬉しく思っています。これから始まる創作の過程の中で、この戯曲がどのように立ち上がっていくのか、その時間を共有できることを楽しみにしています。
宮﨑 秋人 (みやざき しゅうと)
デイヴィソン役
東京都出身。近年の主な出演作に、舞台『Too Young』(25)、『デカローグ』(24)、『彼方からのうた』(24)、『血の婚礼』(24)、ドラマ『初恋DOGs』(25/TBS)、『嘘解きレトリック』(24/CX)、『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(23/TBS)がある。TBS×U-NEXT×THE SEVEN『ちるらん 新撰組鎮魂歌』や舞台た組『景色のよい観光地』の出演を控える。
デイヴィソン役を演じます。宮﨑秋人です。
栗山民也さんとは今回で3回目となりますが、毎回新しい発見と挑戦をさせていただき、本当に感謝しています。今作では、シラーが描いた重厚な世界観の中で、宮沢りえさんをはじめとする素晴らしいキャストの皆さんと舞台を創り上げられることを心から楽しみにしております。二人の女王の運命が交錯するこの物語は、権力と愛、そして人間の本質に迫る深遠な作品です。歴史上の人物でありながら、現代にも通じる普遍的な感情や葛藤を抱えた一人の人間として、役に命を吹き込んでいきたいと思います。観客の皆様に心に残る舞台をお届けできるよう、全力で取り組んでまいります。
釆澤 靖起 (うねざわ やすゆき)
ケント役
東京都出身。近年の主な出演作に、舞台『華岡青洲の妻』(25)、『フロイス -その死、書き残さず-』(25)、『白衛軍 The White Guard』(24)、『喜劇 二階の女』(23)、映画『雪風 YUKIKAZE』(25)、『検察側の罪人』(18)がある。来年、舞台『ゴドーを待ちながら』の出演を控える。
これほど胸を高鳴らせて本のページを繰りに繰った事があったでしょうか。歴史に疎い私が一気に読み切ってしまった『メアリー・ステュアート』は人間の全感情てんこ盛りの崇高で重厚なエンターテイメント作品でした。この傑作を名舞台発信基地のパルコ劇場で、しかも栗山さんの演出で、しかも宮沢さんと若村さんを主軸に据えて、ってどれだけ贅沢で奇跡的企画なんでしょうか。そしてそこに、この私が参加できるという奇跡的奇跡。本当にありがたい事です。長生きはするものです。
ガチガチに緊張しいの私ですが、幸い共演者の中には以前ご一緒させて頂いた方も居られます。和やかに、気負わず、一所懸命に取り組む所存です。
皆様、何卒宜しくお願い申し上げます。
阿南 健治 (あなん けんじ)
ポーレット役
大分県出身。近年の主な出演作に、朗読劇『また、桜の国で』(25)、東京サンシャインボーイズ 復活公演『蒙古が襲来』(25)、三谷かぶき『歌舞伎絶対続魂(ショウ・マスト・ゴー・オン)幕を閉めるな』、映画『美晴に傘を』(25)、『スオミの話をしよう』(24)、『傲慢と善良』(24)、24時間テレビ ドラマスペシャル『トットの欠落青春記』(25)、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(22)などがある。
44歳で亡くなった哀しきヒロイン、スコットランド女王メアリー・ステュアートの名前を知ったのは、映画ではあり、今回の台本でより深く知った感じでもあります。そのメアリーの看守役のポーレットは、女王陛下絶対の時代で、忠実に真面目に看守を全うしようとするも、彼なりに揺れ動きもある感じで、引き入れた甥っ子の事もあって、様々な思いの中でのおじさんではあります。メアリーの物語は、ドイツの劇作家が最初に書いて、今回の作品は、イギリスの演出家が手がけた本で、それを日本語に翻訳された世界ではありますが、1568年のメアリーのイングランド亡命から1586年に亡くなるまでの真実は、如何なるモノではあったのかなと、そんな事も日本人である私が想像しながらで、色々と楽しみたいとは思います。
久保 酎吉 (くぼ ちゅうきち)
メルヴィル役
千葉県出身。近年の主な出演作に、舞台『きらめく星座』(25)、『先生の背中〜ある映画監督の幻影回想録〜』(25)、『フロイス -その死、書き残さず-』(25)、『テーバイ』(24)、『無頼の女房』(24)、『夢の泪』(24)、NETFLIX『阿修羅のごとく』(24)、NHK連続テレビ小説『虎に翼』(24)などがある。
これまで色々な方々が演じて来られた、古典の名作「メアリー・ステュアート」。そのロバート・アイク翻案バージョンを栗山さんが演出する。きっと何か、仕掛けてくるに違いない。どんな舞台ができあがるんだろう。今回共演する方も、半分以上初めてご一緒します。皆さん、どんな稽古をするんだろう。自分の事はさておいて、面白い舞台ができそうな、予感とワクワク感でいっぱいです。今までにない「メアリー・ステュアート」が立ちあがる瞬間を、是非、皆さんと一緒に作れたらと思います。
段田 安則 (だんた やすのり)
タルボット役
京都府出身。近年の主な出演作に、舞台『星の降る時』(25)、『やなぎにツバメは』(25)、『夫婦パラダイス〜街の灯はそこに〜』(24)、『リア王』(24)、『シラの恋文』(23)、映画『ミステリと言う勿れ』(23)、ドラマ『しあわせな結婚』(25/EX)、『ブラックペアン シーズン2』(24/TBS)、大河ドラマ『光る君へ』(24/NHK)、など。ドラマ『再会〜Silent Truth〜』(26/EX)を控える。
僕としては舞台に立つのが少し間が空いての「メアリー・ステュアート」ということで、名作と呼ばれる作品に挑めることを今から楽しみにしています。
栗山さんとは今年「星の降る時」で久しぶりにお仕事することができて、演出に迷いがなくいつも的確で本当に楽しかったので、またご一緒できるということで嬉しく思っています。
宮沢さんとはこれまでも何度も共演させていただいていて、今回も良いものになるんだろうなという安心感と期待もありますし、初めて共演させていただく方も多いので、そんな方たちのお芝居に触れられるのは楽しみの多い現場になりそうだなと感じています。
メアリーとエリザベスの人生の交わりがスリリングに描かれた、ストーリー自体が劇的で面白い作品です。
栗山さんの演出に僕たち役者が応えて立ち上げることができれば、良いものをお届けできると確信していますので、是非ご期待ください。